撮影の時、大切にしている言葉
写真を始めたのは、今から12年前。
canonの中古の一眼レフを買った。
写真教室で習い始めたのは、3年前から。
とても素敵な先生と出会えて
今も、そこで習い続けている。
その先生が、何度も何度も
私に分かるまで伝えてくれたことは、
撮影の技術や、カメラの性能のことではなかった。
「カメラは、見たままに撮ることはできない。
感じたままに撮るんだよ。」
習い始めの頃、先生からの衝撃の言葉だった。
どんなにカメラが高性能になっても
カメラは道具にすぎない。
”私”が撮っているということ。
”私ありき”の写真なんだということ。
写真が上手く撮れない時
つい、カメラの設定やレンズのことを
あれこれ思うけれど
結局は、いつも
道具に頼ろうとしていた自分がそこにいて
ハッと、我に返る。
そうだった。
”私が何を感じたか”
が、まず先だった。
そんなことを思いながら
毎日、撮っているよ。