ポインセチアをあなたに

どれだけの
拍手と喝采を
その胸に抱きとめたのだろう

どれだけの
孤独の中で
前を向き未来だけを
見つめていたのだろう

どれだけの
愛があれば
あなたを守れたのか

・

どれだけの
奇跡を
起こし続けるのだろう
あなたは…

初めて春馬くんのローラを見た時、その華やかさと、溢れんばかりのエネルギーが眩しかった。
肩も露な白いロングドレスを着て両手を広げ「Hold me in your heart」を歌い上げる春馬くんのローラ。
何度見ても、心の芯まで一瞬で焦がされるような、圧倒的な輝きと渇望がある。

その姿を見て、美輪明宏さんが思い浮かんだ。
まだ日本に住んでいた頃、何度か美輪さんの舞台やリサイタルを観に行く機会があった。
「愛の讃歌」を歌う美輪さんは、狂おしく激しい愛を熱唱しながらも、慈愛に満ち神々しくて、聴きながら号泣した。
呟くように歌っても、後方の席まで、ホールに居るすべての観客へ届くような声にも圧倒された。
会場の空気が一緒に共鳴しているような。
そんな美輪明宏さんと春馬くんのローラが、重なって見えた。

ーーー永遠の春馬ローラ

ポインセチアの
花の赤は、キリストが流した血の色を
葉の緑は、永遠の命と愛を
樹液の白は、純潔を
象徴しているという

ポインセチアの花言葉は
・
聖なる祈り
・
私の心は燃えている
・
祝福