見出し画像

この家に住んでみない?

3年前の5月のこと。この家に少しの間少し住んでみませんか?という話がでた。家賃は0円。はじめは1か月か、2か月くらい別荘に行く感覚でいた。

1年とか、それ以上いてもいいし1年こちらに住んでいれば今までのアパート代は80万以上うくから他の事に使えるでしょう?と貸してくれる方からメールがあって、確かにいいかもしれないと思った。仕事の通勤時間が1時間以上かかっていたときで少しだけど20分ほど近くなる場所。

とにかく大きな家。

三階建てで地下室まである。作りはかなり立派でフィンランド製のロッジで外国人が建てたのだそう。家具も揃っていて西洋風。

しかし、実はこの前の年の夏の終わりごろだったか1度泊まってみてと来たことがあった。その時は家の中に虫の死骸や、ほこり、犬の毛がたくさん落ちていてパパはクシャミが止まらなくなった。アレルギーがでやすいママも無理だろうとせっかく来たのに帰ろうと言ってしまった。

ママのうつ病の克服のきっかけに提案してくれた家をこの家は初訪問のときは拒絶してしまった。でも、後にとても大好きな家になるんです。

森の中にポツンと一軒家。

はじめて熊を見た。はじめてベランダで裸で寝た。はじめて煙突掃除をした。

はじめて毎日子どもたちと夕飯を食べる日々、、。

いろんな、はじめてがはじまりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?