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44.丁寧に語ることと強い意志表示
一つ前の記事で、彼らが言葉でその気持ちを伝えてくれる時の「言語」の壁のことを書きましたが。その言葉の壁を思いつつ、訳して下さる方の色々を読んで、そこに話している彼らの、言葉以外のものが伝えてくるものから私が受け取ったものを重ねてみて。
今回のオンコンのことだけじゃなく、今までの道のりの中でずっと。
彼らはとても、正直なんだなぁ…と思ったのです。彼ら自身が自分自身に対しても、アミ達に対しても、パブリックな何かに向けても、多分ビジネスの側面でも。状況や場面によって、言葉は変わるかも知れないけれど、自分に対してと相手に対して、「正直で誠実、そして丁寧」なんだな、と。
とても考えて、それぞれの言葉で語られることが、聴いてるこちらにも真っすぐ素直に届くのは、そこに偽りがないから、なんだろうなぁ……
ショービジネスの世界で、こちらでは分かり得ない制約もあるのだろうけれど、そんなものも、彼ら自身が「納得」できないことなら、縛りを「超えて」きそうだな…と感じる。
その強さも、偽りがないから、生まれてるんだろうなぁ……
今回のラスト1曲前のテテのコメントとか…(楽しくなかった、って。聞いてて一瞬固まったわ…。でも、そうだよねぇ…って頷いたよ)「so what」の時のグゥちゃんの言葉とか…(やぁ、なんかこれ、良かったよねぇ…。末っ子はほんと、強くなったんだろうなぁ…)
彼らの立ち位置だと、たくさん話した言葉達の一部だけが切り取られて、まるで違う印象のようにされてしまうことも多々、あっただろうと思う。言語の違う国では余計に…。それでも、丁寧に語ることを止めないし、自分達が表現したいものを伝えることを諦めない。
伝わっていく波は、小さなものかも知れないけれど、繰り返されて、寄せて返して、必ず届くと思えるよね。