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猫騒動裁判へのご支援のお願い

1.裁判資金カンパのお願い

 まず最初に、皆様にお願いをさせてください。
 このたび、いわゆる「吉祥寺米騒動」で知られるしばき隊系活動家・タテナオコ氏に名誉毀損で提訴されましたので、私に共感してくださる皆様には、裁判資金のご支援をお願いしたく思います。
 方法は、次の中からお選びください。

①noteのサポート機能でのご支援
100円からサポートしていただけます。

②Amazonほしいものリストからのご支援
以下の私の「ほしいものリスト」に、Amazonギフト券は500円からございます。

③銀行振込でのご支援
他の振込(女性スペースを守る活動のご支援振込先と同じ口座です)と区別するため、お名前の後に「サイバン」「裁判」もしくは「サ」とご入力ください。口座は以下の通りです。
   楽天銀行・ダンス支店(支店番号208)
   口座番号・2254253
   名義・森奈津子(モリナツコ)

 こちらは、女性スペースを守る活動のご支援をお願いする記事。ご参考までに。

 カンパは、弁護士費用の他、裁判に関連する交通費や通信費、消耗品等の購入にもあてさせていただきます。
 余剰金が出た場合は、他の法的手段や女性スペースを守る活動(対しばき隊、対LGBT活動家の闘いでもあります)にまわすことを、お許しください。

タテ氏による裁判のお知らせ

2.原告タテナオコ氏について

 このたび、しばき隊/カウンター系活動家・タテナオコ氏が、一部で有名な神原元弁護士を代理人に、私を名誉毀損で提訴してくださったわけですが。
 タテ氏は一般市民にとって、これまでは正体不明の活動家でしたが、私はお送りいただいた訴状によって彼女のご本名・ご住所を把握できたのです。
 元々、タテ氏は個人商店への抗議活動「吉祥寺米騒動」で、ここ数年知られるようになった反差別活動家でした。
 吉祥寺の米穀店のツイートが差別的だとして、俗に「しばき隊界隈」「広義のしばき隊」等と呼ばれる過激な反差別活動家やそのシンパから「ヘイト米店」認定のうえ大バッシングを受け、タテ氏もまた数人の仲間と共に店先で「抗議のスタンディング」と称する抗議活動に及んだのです。

吉祥寺米騒動の発端となったツイート

 店の周辺には、しばき隊系活動家に加え、米穀店を支持する人々や野次馬が集まり、そこに警察まで出動するという、大変な騒動になりました。
 「抗議のスタンディング」は、店側からしたら単なる営業妨害でしょうし、実際、小さな個人商店に対する陰湿ないやがらせではないかと、批判の声も多数あがりました。
 ただ、事の発端となった米穀店のツイートも、私の感覚からすると、正直「いかがなものか」というレベルのものです。が、だからといって、抗議のスタンディングと称して店先で威圧的行為に及ぶというのは、さらに「いかがなものか」というものでしょう。
 いくら低俗な内容であっても、言論に対しては言論で対抗すべきです。そこから建設的な議論が展開できる可能性もあったのに、非常に残念なことです。
 タテ氏らが起こした「吉祥寺米騒動」に関しては、しばき隊ウォッチャーであり、たまたま米穀店主とも交流があった田山たかし氏の記事が、最も詳しいかと思います。

 ウェブメディア記事にもなっており、以下はその一部。

 このような、タテ氏らの抗議行動に対し、恐怖を覚えた個人事業主も多かったことと思います。
 しかし、ここでご安心いただきたいのは、私に本名も住所も明かしたタテ氏は、すでに「正体不明の活動家」ではないという点です。タテ氏には、私もかなり粘着されてきましたが、今後、私は彼女に対し、情報開示請求の手続きをせずとも、民事・刑事での法的手段に出ることが可能になったのです。
 つまり、タテ氏の提訴は、彼女自身にとって、足かせとなったという一面があるのです。もし、仮に、ご本人が足かせと感じてないのであれば、それはあまりにも法的知識に欠けるというものですが、私を提訴するぐらいですから、そんなことはないと信じております。
 当然のことながら、私としても、ここは、きっちりとお相手させていただきます。と申しましても、こちらの論拠を支える証拠をそろえたら、あとは弁護士さんにおまかせするだけですが。

3.裁判の争点

 さて、本題です。
 タテ氏は、私のどの発言を、名誉毀損としているのでしょうか?
 これです。

 申し添えておきますと、これは、突然私がこのような発言をしたのではなく、それ以前のタテ氏の煽りに耐えかねてのものです。
 そして、簡単にご説明しますと、タテ氏は、私によって猫殺しの犯人扱いされたと、訴えておられるのです。

 その背景として、皆様には、小菅信子山梨学院大学教授が受けてきた執拗ないやがらせについても、ご説明する必要があるでしょう。
 2011年の東日本大震災での福島第一原発事故に関するデマや暴力的な言説、風評被害を、小菅教授は真っ向から批判しました。それが原因で、反原発団体の中でも特に過激だった首都圏反原発連合(略称「反原連」、現在は活動休止)の関係者(シンパ含む)に、何年にもわたって執拗にバッシングされたのです。
 反原連は、過激な反差別団体「レイシストをしばき隊(現C.R.A.C.)」の母体となった、俗に言う「しばき隊界隈」「しばき隊関連団体」です。
 小菅教授は、2011年から延々とツイッターで誹謗中傷されつづけ、怪メールや怪電話に悩まされ、自宅やお子さんの写真をネットに晒され、刃物入りの手紙を送りつけられ、大学に押しかけられたり、猫の死骸を自宅に投げ込まれたり、年頃の娘さんが不審な人物につきまとわれたり……。そのような攻撃が何年にもわたって続き、教授はうつ病にも苦しめられました。
 小菅教授は何度も法務局の人権相談窓口や、警察にも相談したそうです。身を守るために一家でホテルに避難することを勧められたり、警察も巡回を強化する等してくれたそうですが、解決には結びつかず。
 そんな中、2017年に小菅教授の愛猫・たまちゃんが、何者かによって殺害されたのです。 

小菅教授によるツイート

 それまでの経緯から、世間は「しばき隊界隈」に疑いの目を向けました。しばき隊界隈の方々(シンパ含む)が、たまちゃんの死を嘆くツイートをした小菅教授を嘘つき呼ばわり、被害妄想呼ばわりして叩いたのもまた、裏目に出たのです。
 リアルタイムの記録としては、このTogetterまとめをご覧ください。

(ウェブ魚拓)https://archive.md/L758G

 私のnote(名誉毀損の証拠として、タテ氏によって裁判所に提出されています)にも、お目通しいただければ、幸いです。


 さて。
 私は一貫して、小菅教授とご家族に対するいやがらせと誹謗中傷を、批判してきました。それをきっかけに、小菅教授と直接やりとりさせていただく関係にもなりました。
 しかし、私は果たして、「猫殺しの犯人探し」をしていたのでしょうか? しばき隊系活動家としては数年のキャリアしか知られていないタテ氏を、2017年に起きた猫殺害の犯人だと疑う人など、私も含めてこの世に存在するのでしょうか?
 そのあたりは、今後、裁判で明らかにされることでしょう。
 私のポストが、タテ氏に対する名誉毀損なのか否か――その点は、皆様にも共にお考えいただければ、幸いです。
 私の問題提起は、もちろん、以前より申しているとおり、「言論には言論で対抗するべき」「暴言や恫喝を手法とする運動は、社会の支持を得られない」というものです。 
 ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
 「猫騒動裁判」の背景、つまりは小菅信子教授が受けた仕打ちを一人一人の方に知っていただくこと自体が、判決以前に、私にとっては小さな勝利の積み重ねでもあるのです。

 なお、「カンパはできないけど、このnote記事の拡散はできる」「記事の拡散もできないけど、『いいね』ならできる」という方々も、大歓迎です。
 応援してくださる皆様全員に、心より感謝申しあげます。

タテ氏による誹謗中傷の一例。神仏を信仰する私を「統一教会」「壺作家」と侮辱。

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森奈津子(作家)
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