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死ぬほど読書
こんにちは!(*'ω'*)森本輝線です。
お待たせ致しました。
3作目の作品紹介の時間です(^^♪
今回ご紹介する著書は少し前回の『アイデアのつくり方』に重なる部分もあります。流れでご紹介するのがベストだと考え今回選択しました!
ですがまず最初に一言…。
『記事長すぎてすみませんでした(´;ω;`)ウゥゥ』
書きたいことが多すぎて文字数が…。
でもそれだけ良い本なので良かったら見ていってください…。
では気を取り直して…ゴホン
ページ数でいうと180ページほどで、今までご紹介したものより少し多いですが細かくタイトルが分かれており、非常に読みやすい作品ですので苦手な方もご安心ください(^^)/
なんなら前回より本編のページ数が2倍以上ありますがこっちの方がスラスラ読めて早く読み終わります笑
また、前回のアイデアのつくり方に関しての記事に関しては『解説』部分を主として記載しましたが今回はある種、人生観の話でもあるのでまた少し違う形で書き進めていこうと思いますのでご了承くださいm(__)m
それではタイトル通り、今回はこちらです!
『死ぬほど読書』
著:丹羽宇一郎
発行:2017年7月3日
値段:780+税
読みやすさ:★★★★☆
オススメ度:★★★★★
↓URL
この本は、公益社団法人日本中国友好協会会長であり、伊藤忠商事(株)にて社長を務め約4000億円の不良債権を望み薄な中、一括処理させ、翌年度に史上最高益を計上し、会社経営を立て直した様々な分野でトップとしてご活躍されている方の人生、そしてそれを作る基盤になっている『読書』に関して記された著書です。
また、肩書の多い凄い方のようですね(*_*;
まあ今回はこの方の仕事として云々ではなくあくまで特筆されている『読書』に関してお話していこうと思います。
もう前回と比較しても読みやすく読みやすく…逆にどう紹介するべきか悩みました(;^_^A
小テーマでたくさん素晴らしいことを書いていたのですが私の中で今回教訓として得たものをまず…。
こちらがざっと個人的にまとめたところでしょうか。
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①に関してまずお話していこうと思いますが、、、
『自分で考える力』とは文字通りの意味です。
著書の冒頭にもありますが、近年の読書離れというものが深刻化しており、それによって自分自身で考える力が養われなくなってきているということです。
『本なんて役に立たないから、読む必要はない。』
これは大学生への『読書時間へのアンケート』に対しての回答だそうです。
『読書は試験に役に立たない。役に立つかわからない効率の悪いものに時間を削ることはない。』
確かに学生の身分であれば理にかなってますし、私自身大学生時代に一度挫折を味わって読書の意義をわかるまで役に立つと思ったことはありませんでした。
というか大半は『試験さえ通れば他は遊べるから最低限の勉強だけしてキャンパスライフを謳歌したい。
『待ってろキャンパスライフー!(某懐かし塾CM)』みたいな感覚なのかもしれませんね。
大学生活で読書していた人を私の目を通しても数えるほどしか見ませんでした。
まあそんなに立派な大学じゃないのと、もしかしたら家とか電車・バスで読んでいたのかもしれませんが…。
(もしくは私がウェイウェイしてて気付かなかっただけ説(´ε`;)ウーン…)
おっと(;^ω^)
脱線しかけましたがここで語られていることは『昨今、やるべきことがマニュアル化しすぎた』ということです。
インターネットの普及により情報が簡単に手に入るようになったことも要因の一つですが、先人の方が作った道をただ歩くだけ、ということが増えました。
正直そのおかげで答えを覚える事自体は早かったりします。ですが答えを早々に求めるせいか過程を疎かにするため、理屈を知らずに答えだけ覚えてしまった人間も多いはずです。工場の流れ作業とかが顕著ではないでしょうか。
そして数学で問題の答えだけ覚えて『同じ問題出ろー!』って言いながら赤点を取った極端な友人が中学生の頃にいたことを思い出しました笑
ですがこの極端な例こそが今の深刻な時代なんだと思うとわかりやすいかと思います。
そこに必要なものは『知識』であり、『経験』だと著書には書かれています。
『アイデアのつくり方』の『情報の収集』に当てはまる部分ですね(^^♪
そしてそれを最も得られるものが『読書』ということです。
前回も述べましたが本は1人の人間との対話です。
そしてその言葉には『気を遣って隠す』ことはありません。
相手側の一方的なコミュニケーションですので。
ただただ、それに耳を傾けるだけです。
難しいことではないです。
あっ、あと1つだけ。
ネットの情報って全然身にならないことが多いと思いませんか?あんなに皆どっぷり普段からネットという情報の海に浸かっているのになぜ?
それってネットの情報が
『細切れの情報だから』なんですよね。
正確に誰が発信しているかもわからない主観的な情報がやたらと出回っていることが恐怖でしかありません。
大量に情報を収集することの大切さを前回述べましたがそれは『間違えた情報を間違えていると判断出来るくらい正確な情報を収集しておきましょう』ということも含みますので誤解しないようお願いします。
インターネットが便利なのは当然ですがそこの情報に依存することが危ういのです。振り回されないようにしていきましょう!
続きまして②の情報の咀嚼です。
これは前回解説しましたので詳細に関しては割愛させて頂きます。
著書では
『読みながら考えないと身につかない』
とあります。
結局のところ100冊読んだとして
『1冊1冊の名場面を語れますか?』
といったところです。
結局使用されなかった知識はあやふやなものとなっていきます。
逆に昔、本の内容を行動に移したものは後々『大した本じゃなかった』と思うこともあるので誤解しないように^^;
それは知識を増やし経験を積み、成長しただけです笑
そんな時は『これは最高の本だ!うんうん!最高の本だ!』と言ってまわりましょう!
きっと変な奴だと思われるはずです!
まあ冗談はさておき、、、
簡単に言うと『何も考えずに読んでも身になってなければ意味無いよね』
ってことです。
正直、私が今回本の紹介に至ったのは『ただただこの本を読んでくれ!』というだけではありません。
自身のアウトプットをすることで作品理解をより深いものとし、尚且つ文章を作成するために細かい部分まで読んでいます。
使えるかなと思った部分は全て付箋がついているのでなんか見た目が『必死に勉強してるアピールをしている学生』みたいになっています
(^_^;)ミセラレナイヨッ
同じことをやった方がいいとまでは言いませんし、得手不得手、好みもあるので自分に合ったやり方を見つけて本を読み、なんでもいいのでアウトプットしてみてください。
著書では『興味を持った内容は付箋やノートに書くと良い』とメモを取ることを推奨してますので良かったら是非是非。
著者クラスになると『もう小説はいいや』と小説分野に飽きて卒業したレベルで読み漁ったようなので『死ぬまでにあと何冊読めるか』『目次だけで興味あるところだけ読む』が成り立つみたいですけどね…。
(^_^;)こっわ
そして情報の咀嚼と関連する部分なのですが③の『情報の信頼性』に関してです。
聞きなれない方もいるかと思いますがここで述べているのは
『専門家であっても信頼できるとは限らない』
ということです。
著者も原発や豊洲移転問題などを例に挙げていますが専門家も解決策が見当たらず素人と違う有意義なことを言っているとは限らない、というところです。
正直言って素人にわからないからと適当なことを言ってる時もありますよね。批判するわけではないですが家庭の医学みたいな分野でもちょいちょい。
そこに私達がどうやって信頼性を見出すのか、それは『知見を持つ』ことです。もしくは『知見を持った人を近くに置く』ですかね。
その知見は読書や経験で培われるので全ての根幹に読書がある、という理屈で著者は述べています。
長くなりましたが結局のところここまでの内容は
『情報に振り回されるな!情報を理解するために読書をしよう!』
ということです。もう
『うるせぇ!行こう!』
くらいの某主人公感で言ってしまいましたがそういうことです…('ω')
でここからなんですけど、、、
まだあるのかって感じですよねすみません(;^_^A
④『どんな本を読めばいい?』
お待たせしました。
たぶんここが一番興味あるかもしれませんね(;^ω^)
これに関しては正直何を言っても賛否両論だと思いますので著者の言葉と自分の言葉を述べようと思います。
著者は
『興味のある分野ならなんでもいいから本を読め』
と述べています。
『ひたすら本を読み続け良い本と悪い本を見分けられる眼力を身につけ、それを社会経験を積みながら続けていけ。』
これに対してドイツの哲学者ショウペン・ハウエルは
『悪読は必要無い。娯楽のための読書は雑草だ。』
と過激なことを言っていますが
『雑草を見分ける力を身につけるために多読することが必要。』
と反対の意見を述べています。
幼少時代からずっと読書を続けていたわけではなかった身としては雑草でもいいからとにかく読もうと考えていたのでこれに関しては著者に賛同です。
ただ、悪読があるというのも事実です。
①で述べたようにこれが現代では『インターネット』で済ませようとする人間が増えています。
『成功者の自伝を読んでも苦労話を聞かされているだけで環境も何もかもが違う自分には関係無い。』
という意見があるように最初に手に取るべき文献を間違えないようにしなくてはなりません。
そういった点では『教えてくれる人に出会える』というのも力なのだと私は思います。なんなら人間性が左右している現代ではそっちの方が重要では…?と悩むこともしばしば…。
作中『一人でいることは孤独ではなく作業なのだ』という表現がありましたが、適当に本を取るより信頼出来る人間を見つけた方が経験を積めるのでは?と思う点も多いです。
『勧められた本は読むべきではない』
著者の言葉ですが、、、これに関しては反対です。
妄信することはあまり良いことではありませんが他者依存している人間は非常に多く、誰かの紹介をきっかけに今まで本を読んでいない人間が読書に目覚めることもあります。
それが難しすぎて読めないのであれば『縁が無い』のかもしれませんがそこで間口を開けてもらっているのでそこから興味のある本を探すハードルを下げるきっかけになります。
読書の始まりですね(^^♪
著者は本当に幼少期から本をひたすら読み続けた人間なので半ば本をそこまで読んでいない他者の存在を軽視している節がありますボソッ
そしてここが⑤の『幸運を運ぶ読書!?』にも繋がります。
『お前、もう疲れたんだろう…4500字も書いて…』
そう思ったそこのあなた。
『その通りです!(´;ω;`)ウッ…』
正直この本は読みやすいですが細かいテーマが多く、思うところも多すぎて1万字あっても書ききれないです( ノД`)シクシク…
きっとお疲れだと思うので簡単に言いますと、
『読書することで他人と繋がれる』
ということです。
著書には
『本を読むことで人を見る目が備わる』
とあります。
『所謂成功者というのは結構似たような本に行きつく』という話を聞いたことがあります。つまりその本に行きつくことが出来れば成功者に出会える、ということでもあります。
それはドラゴンクエストでメタルキングを倒して経験値を稼ぐような滅多にない機会です。めちゃくちゃレベルアップします^^;
そこに行きつくためにはやはりたくさんの本を読み自分自身のレベルも上げておかなければそもそもそこまで辿りつけないようです。
『積読で終わらせなければ辿りつけるって…コトォ!?』
(積んだ40冊ほどを眺めながら)
個人事業主や経営者など、他人を見る目が最も重要になる仕事をされている方は自分の見る世界ではやはり限度があるのか、聞く限りでは皆、様々な分野の読書をしているようです。
知らなければ騙されてたくさんの人間を巻き込んで路頭に迷わせてしまう責任重大な役回りでもありますし当然のことと思います。
『ってことは…ん?いや待て待て…ふっふふっ…笑うな…堪えろ…。
話しのネタも合わせられ、そして成功者と出会うきっかけになる読書というものは至高の趣味なのでは…?おやおや…。』
私はその謎を解明するため、アマゾンの奥地へと向かいたいと思いますので今回はここまでにしようと思います。
長くなり申し訳無いですがここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
この本は今回の記事には収まらないくらい読書の大切さ、そしてメリットという言葉が好きな方には読書の多大なメリットが記述されています。
短編集みたいなものなのでちょっとずつしか読めない方にもオススメ出来るこの作品は『これから読書を始めたい方』にオススメです。
まあ一つ悔いがあるとすれば、、、
ここまで読める人は読書好きだろうなぁって…コト。
『(´;ω;`)ワァァァァァ』
以上、3作目の紹介でした。
See you Next time…