
EC運営に役立ちそうな関数まとめ
これは何か?
昔ECモールの出店担当をやっていたときに利用していた関数をまとめたものです!
Excelで作業している方も多いかと思いますが、
EC運営で利用するなら圧倒的にGoogleスプレッドシートをお勧めしてます!
その理由は自動更新、複数人での共同作業、独自の関数、連携サービスの多さなどなど…
紹介する関数
Excelで使えるものと、Googleスプレッドシートで使えるものをまとめました〜!
Googleスプレッドシートの独自関数は超使えるので圧倒的にGoogleスプレッドシートおすすめしてます!
紹介した関数はこちらのシートで紹介してます!
ページの一番下にExcelデータも添付あります!
おなじみ系Excelでもつかえる
VLOOKUP
これがないと始まりません。これだけ覚えるだけで全然違います!
在庫数の確認などの突き合わせ作業で役に立ちます。
用途:在庫確認作業とかいろいろ
(例)品番をキーにバーコード情報を商品マスタから取り出し

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)
[検索値]:検索したい品番、SKU、バーコードなど
[範囲]:シートの範囲を選択 例) A:Z
[列番号] :どの列にある値を取り出すか 例)検索値の2列目の値を取りたい[検索の型] :使うのはほぼ、FALSE または 0 です
INDEX&MATCH
VLOOKUP関数より高度に検索したい場合に!(あんまりつかったことないです)
用途:仕入れ先の在庫表が↓元データみたいな表だったことありませんか?
ありますよね…多分SKU数が多いと見づらいのでこんな感じの表つくってるのかなと。

VLOOKUP&MATCH
↑同じことVLOOKUPでもできるっぽい
あんまり使ったことないのでシートダウンロードして見てくだい
XLOOKUP
最近実装されました!(2022年9月ごろ?)
VLOOKUPの場合、探す範囲の左から何番目のデータを取り出したいかを指定する必要がありましたが、
何番目のデータを取り出したいか」の代わりに、
取り出したいデータが存在してるであろう1列のみを指定すれば取得できます!便利ですね!
VLOOKUPだとできなかった左側の値も取得できます!

SUMIF
これも便利!
用途:条件を指定して数値を合計したいとき
(例)品番をキーに販売資産の合計を在庫表から出しています!

=SUMIF(範囲, 検索条件, 合計範囲)
[範囲] :シートの範囲を選択 例) A:Z
[検索条件] :検索したい品番、SKU、バーコードなど
[合計範囲] :合計したい値が入力されているセル範囲を指定します。 例)L
SUMIFS
便利!便利!便利!これも結構便利です。
用途:複数の条件を組み合わせたデータの集計、売上集計などで使うことが多いです
(例)在庫表から、品番と保管場所をキーに販売資産の合計を在庫表から出しています!

=SUMIFS (合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2,)
[合計対象範囲]: 合計したい値が入力されているセル範囲を指定します。[条件範囲]と[条件]によって絞り込まれた[合計対象範囲]のなかのセルが合計の対象となります。
[条件範囲]: 検索の対象とするセル範囲を指定します。
[条件]:[条件範囲]からセルを検索するための条件を数値や文字列で指定します。[条件範囲]と[条件]は127個まで指定できます。
COUNTIF
これも結構便利です。
用途:特定の単語に一致するデータを数える
(例)品番が月に何件出荷されたか出荷履歴明細の件数をカウントする

=COUNTIF(範囲, 検索条件)
範囲と条件記載するだけなので結構シンプル
COUNTIFS
これの方が使うこと多いかもです!
データの集計、在庫数の集計などで使うことが多いです
用途:特定の品番の月毎の出荷件数を数えたい

=COUNTIFS(範囲1, 検索条件1, 範囲2, 検索条件2, ...)
引数[範囲]と[検索条件]を1つのセットとし、そのセットを複数指定することで、複数の条件に一致するデータの数を求められます。
[範囲]と[検索条件]のセットは、最大で127組まで指定できます
IF
いろいろ使える関数ですよね
用途:上のセルの内容で表の空欄を埋めるSKUと商品名をセットでだしたいのに下記みたいに情報が空白のときありますよね???

UNIQUE
データの確認作業でよく使ってました。
用途:重複しないデータを抽出する
単体で使うことはあまりないですね、何かと組み合わせて利用することが多いです!


用途:重複してない情報を取り出したいとき
Googleスプレッドシート独自関数
ARRAYFORMULA
なんかよくわからんけど一気に色々やってくれるいいやつ
スプレッドシート限定の関数で、エクセルでは使用することができません。
一列目にデータ入れると自動(?)で展開されますデータ量が多い場合こちら使うこと推奨してます!
用途:VLOOKUPとかと組み合わせて使ったりが多いです

↑ =ARRAYFORMULA(VLOOKUP(検索範囲, 範囲, 列番号, 検索の型))展開されてます。
説明してもイメージつかないと思うので使ってみてください。
REGEXREPLACE
すごく使えるお兄さん
これ使いこなすとかなり楽になるのでは?
用途:正規表現を使ってテキストの置換ができる関数です。
情報を置き換えたり追加したりできます!
商品名の先頭、数字の後ろに情報追記したい減らしたいなど。

別のノートで使い方書いてるので詳細はこちらで!
IMAGE
便利!画像の URL を指定することでセルの中に画像を挿入することができる関数です!
用途:商品リスト作成などなど

IMAGE関数を使ってバーコード作る方法も紹介してます!
GOOGLETRANSLATE
Google翻訳してくれる関数です!
用途:海外から仕入れるさいの情報確認、住所の変換(?)いろいろ使えそうです

=GOOGLETRANSLATE (テキスト, ソース言語, ターゲット言語)
ARRAY_CONSTRAIN
これも便利!
用途:別の表から欲しい情報を表示させる

=ARRAY_CONSTRAIN(セル範囲, 行数, 列数)
IMPORTRANGE
めちゃくちゃ便利!
用途:他のシートから指定した範囲のデータを読み込むことができる関数です。別のスプレッドシートの内容を挿入することができます!

=IMPORTRANGE(“スプレッドシートキー”,“シート名!範囲の文字列”)
QUERY
便利!
用途:「データ」に「条件」を指定して、目的のデータを抽出する関数です!
代引きの注文だけ抜き出したいとか、必要な情報だけ抜き出したいなど。
説明が難しいので詳しくはこちら!


=QUERY(データ,クエリ,[見出し])
SPLIT
用途:カンマ区切りのデータを分割する
出力データがカンマ区切りとかだったりすることありますよね!

こちらダウンロードしてGoogleスプレッドシートで開いてみてください〜