こどもにミルを渡して珈琲豆を挽かせると、
魔法のように美味しい珈琲が出来上がるのだ。
できればこどもの中でもせっかちじゃないやつに任せるといい。
ゆっくりゆっくり、力いっぱい時間をかけて挽いてくれる。
大人ではこうはいかない。
せっかちなものだから、ガリガリガリすぐに挽いてしまう。
それなりの味にはなるのだが、
こどもが挽いたものとは深みが違う(ような気がする)
平日には難しいのだが休日はこどもの出番だ。
こどもの口には入らないものをこどもに作らせるのは少し罪悪感があるが。
その代わり思いっきり喜んで見せる。
もしかしたらその一連の流れも珈琲を美味しくする手順なのかもしれない。
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