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3人子持ちワーママ 有休消化及び無職期間のエンジョイについての試行錯誤
転職に至った経緯
絶賛無職にて、久しぶりの2ヶ月という長期休暇をエンジョイしている。非常に楽しいのだがなぜか背徳感に常に付きまとわれており、無条件に「ヒャッホウ」できない自分の貧乏性に呆れ果ててもいる。
20年勤めてきた会社を辞めた。
就職氷河期の終わり頃になんとか就職できた会社だ。20年の間に3人出産し育児休暇・時短勤務を経験し、昇進はなかった。もちろん私の能力に難があったのだけれど、女性活用の波にはうまく乗れなかったと思う。一つ下の世代が昇進しながら子育てしているのを「なんだかなぁ」と思いながらも、安定した給料ももらえていたのでぶら下がりながら勤めてきた。
しかし、斜陽業界なものでどんどん会社が儲からなくなっていく。
中途採用をしない方針の会社のため、正社員が辞めていくと契約社員を採っていくスタイル。
私の部署も続いて何人も辞めていった。
そのため正社員にその業務が累積して行く。私が、というより社内が異常な状態になっていくのをここ1年くらいで見ていた。
「ここであと20年働く」が無理だと思った。
おそらく大逆転が起きない限り、この会社は今後コンスタントに利益が出ない。
それは例えば、日本でリンゴの会社が商売をできない、とか。(つまり携帯電話不通)
電子機器が全て動かなくなる災害、とか。
そんな異常事態が起きない限り利益が出ない。
かつ、私ももう転職ができなくなる年齢になる。
転職活動をして採用されたら辞めよう。
2ヶ月の夏休み
なんだか途方もなく疲労してしまったので絶対2ヶ月は休もうと思った。
30歳で長男を出産、1年の育休を取って復職。3年後に双子を出産。育休取得。同じ職場に復職をして、仕事と子育て、家事をしてきたけど、なんだか40歳から疲労がすごい。ここ一年は3時に目が覚めるようになっていた。
幸いなことに食欲は落ちない体質なので、なんとか体調を崩すことなく走れては来たけれど、体の悲鳴だと思った。
別のnoteにも書いたが貧血にもなった。
辞めた会社は人員不足のため有給休暇を取るには自分で自分の仕事をなんとかするしかなかったので休暇を取ることもできなかった。
ようやく長期休暇が取れたからにはやりたいことをしようと思った。そこでリストを作成した。
休暇中にやりたい15のこと
ルーブル美術館に行く
長野県松本市に友人たちと行く
最近会っていない友人たちに会う
娘のピアノを買う
家計の管理を改めて考える
家の植栽の手入れ
電動自転車の子供用の椅子の取り外し・及び売却
上野 田中一村展を観に行く
ドーミーインで友人たちとお泊まり会
携帯キャリアの変更
気になっていたコミックスの全巻読破
腹筋を割る
近所の行き損なっていた名店で食事をする
見損ねていた映画を観る
元気になる
なんだかフランス以外はパッとしないリストになってしまったが、全部やってやろうと思った。一番最後のやつが一番大事だと思った。
元気にならなきゃいけんのだ。
楽しく生きなきゃいけんのだ。