教育実践について
私が実践している教育について
諸説ある、ということと、ありとあらゆることをいろんな子に試しながら教育的効果をあげているので、これをやったからといってすぐどうにかなるわけではないので悪しからず。
子供同士で注意しない
まず、子供には他の子を注意させないようにする。その前の素地として、大人の怒り方や𠮟り方を子供は真似をする。そして、注意されている子は、僕も注意していいんだと思ってしまうからである。先生のことを中途半端に信じ込ませることのないように。
○○さん、静かにしてください、なんて台詞、聞きたくない。それよりも、優しくお伝えする、と子供たちには言っている。こうしたほうがいいんじゃない?と気が付かせてあげることが友達と。
そして同時に、先生は友達じゃないと浸透するまで伝える。そこを分けないと、先生と友達の線がなくなってしまう。児童生徒と反対向き、即ち教育者として立っている意味くらいははっきりとさせたいと私は考える。
時間を守る
時間は守る。当たり前なのにできていない先生が多い。それじゃただ先に生きている方の先生だ。
そうではなく、時間を守ることを伝えたいから私は必ず守る。授業の途中でもやめる。(時間的感覚は完璧なので読み違えることはまずないのだが。)やることをやると外で遊んだり、楽しいことができることがわかるようにするには、時間がわかる場合には有効である。○分までやろう、と数字で提案すると子供はついてくる。約束した時間になったらさっさと外に出て遊ぶ方が時間を教えることになると私は思う。
教育的宝塚戦法
見てみて!こんなに悪いことしてるよ~と注目行動をとる子供がいる。怒ることで、私を見てくれたと感じてエスカレートしていく。
こんな時に教育的マナーモード。悪い行動には注目せず、まるでスポットライトが当たらないように接するだけ。
良いことをしてる子にスポットライトは当たるのよと言わんばかりにきちんと取り組んでいる子を大いに褒める。
こんなことがあった。わざと物をひっくり返して注目行動をとる子がいた。それを周りの子が何も言わずに手伝うと、何事もなかったかのように当事者も拾い始めた。これは、上の子供同士で注意しない、の素地があるから成り立ったケースである。
とりあえず思いつつままに徒然なるままに、主任から教えてもらったことなどを書いてみた。