父親の力、母親の力
先日「ホテル ルワンダ」を見てからというもの、家族、親族、日本人につい
て考えをめぐらせている日々を送っています。
そしていろんな本を読み漁っていてこんな文章に出会いました。
「たしかに、親としては子供に苦労をさせたくないというのが正直な気持ちで
しょう。だから、子供が苦労していなければ嬉しいと思ってしまうけれども、人
間というものは苦労無くして成長することはありえません。親には子供の苦労を
見ていられるだけの強さが必要です。」
河合隼雄著「父親の力 母親の力」の中の1節です。
まるで僕のことを言い当てられてしまったという気分です。
今一度家族、父親、母親について考え、準備をしなくてはならないと実感しま
した。
自分がどう生き、どう死ぬかについて確固とした世界観を持っていなけれ
ばならないのだと思います。