速単必修編を速読する-70
70、ヒトの自然治癒力
① 科学技術的医学による心身の関連性の軽視は実は短期間の逸脱だ、治
療技術の全歴史に照らして見れば。伝統的な部族の医術や西洋の実践におい
て、ヒポクラテスの仕事における始まりから、患者の心を通して処置をする
必要が常に認識されてきた。19世紀まで医学の著述家はその重要性を記さな
いことはめったになかった、悲しみ、絶望、始まりにおける落胆の、そして
病気の結果の、あるいは彼らが治療効果を無視することもなかった、信頼や
自信そして心の平和の。
② 現代の医療従事者は多くの力を手に入れてきたので、薬を通して特定の病
気に対して、しかし、潜在的な力を忘れてしまっている、患者の中の。一人
の年配の医師の友人が最近私に話してくれた、彼の叔父の日記を読んだこと
を、彼もまた医者であった、昔はその日記をつけていた人は常に記録してい
た、個人または地域社会に起こったことを、病気や伝染病の前に、しかし、
医学がより科学技術的になるにつれ履歴のこの部分は彼にとって次第に重要
でなくなり、そしてついに完全に除外されてしまった。心の認識に関する認
識は失われた、医学が全ての「ソフトな」資料を追い出したので、すなわ
ち、簡単に数量化できないあるいは科学的でない情報を。