今日の1枚「メールやLINE鑑定で気をつけていること」
※東京タワー鑑定スケジュールはこちら
森美樹の部屋 小説家・タロット占い師 (hp-ez.com)
タロットカード1枚引き。
シャッフルして左手で選んだカードは。
『悪魔』正位置。
最近、ありがたいことにメールやLINEでの鑑定が増えてきた。
マイカレWEBで『今週の運勢(10月)』を担当したのが大きいのかもしれない。
「真綿の中にも棘がある」【10/14~10/20の運勢】|美森ねねこ|マイカレWeb
「ミニマリストという名の罠」【10/21~10/27の運勢】|美森ねねこ|マイカレWeb
「時間のしっぽはつかめない」【10/28~11/3の運勢】|美森ねねこ|マイカレWeb
メールやLINEは、対面ではない。
(LINEのオンライン鑑定は対面だが)
お客様の文章やメモ書きから、ポイントを絞り出さねばならない。
お客様が何を知りたいのか。
何を悩んでいるのか。
しかも、本質は文章にもメモにも書かれていないことが多い。
これは自分自身にも言えるのだが、本質は案外見えていないというか。
見ないようにしているのだ。無意識に。
直視してしまうのはこわいから。
よくわかる、すごくわかる。
皆(私も)、問題や悩みの本質からは逃げたいのだ。
そこをすくいあげて、ていねいに扱う。
そしてカードの世界観や意味や寓意画と照らし合わせる。
タロットの意味や解釈は無尽蔵で、勉強してもしてもしても、したりない。
それでも、
「当たっています、本当はそうなんです」
「なんでわかったんですか」
などと言われてしまうと、うっかりうれしくなる。
でも、私の手柄ではない(手柄って勘違いしがちなのだけど)。
変わる、気づく、きっかけはお客様にかかっている。
「当たっています、本当はそうなんです」
(え、当たった? よかった、私のやりかたで合っているんだ)
「なんでわかったんですか」
(えへへ、わかっちゃったんだよ)
( )のようについ、思ってしまうと。
(すいません、つい思ってしまうこともあります。未熟です)
悪魔がささやく。
「お前、何様?」
と。
謙虚に、心をクリアに。まっさらに。
自分を戒める。
悪魔に感謝するように。