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たまにいません

こんにちは、だるまです。

太田出版のWebマガジンで、哲学者永井玲衣さんの連載が始まっています。今日で3回目。

先月、2回目のタイトルは「まだいます」。タイトルに触発されて、別のことを考えました。


「たまにいません」

その場にいるのに、「いない」ときがある。結構ある。

離人症まではいかない、ぼーっとしたひと時。

1人でいるときは常にぼーっと取り留めのないことを考えているから問題外で、俎上に載せている「いない」は人といるときに起こる。

めちゃくちゃ喋っているのに、私がここに「いない」。口が動きながら、「あれ、私今どこにいるんだろう」と考えている。

初対面の人やあまり話したことのない人と輪になっているとき、よく「いない」。

そのときどんな顔をしているんだろうか、マスクで全然気付かれないがきっとぼーっとしている。目が虚かもしれない。白目かもしれない。怖い。

緊張なのか、不快なのか、なんなんだろうか。

Googleで調べると、まず離人感・現実感消失症が出てきて勝手に精神病に振り分けられる。

いやいや、元気だよ。

そういえば、中学生のときも離人感に悩まされていた。授業を聞いていても、給食を食べていても、「いない」。
でもそれは、風邪薬が効きすぎていたせいだった。

大学生になった今も、たまにいません。

かしこ

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