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SUMMER SONIC2023 を終えて
今年のサマソニ、いよいよ清濁併せ呑む巨大な存在として次の段階にきた感がある。ブッキングと勢いと多様性の巨大さが、アフターコロナの人々の開放感、興味、期待、欲求、映えとかのモードとうまくあわさって、雑多とか、節操の無さも超えてきたという印象。
New Jeansおじさん論争と運営と熱中症の危険性だとか、
ジャニーズのファンが徹夜どころか前の日から並んでるだとか、そういうのがケンドリックラマーの研ぎ
リアム・ギャラガー / ケンドリック・ラマー@SUMMER SONIC2023
リアム・ギャラガー。
Oasisが止まって以来こんなに直球でOasisを演るリアムははじめてなのでそれだけでもう優勝。
SEから既にOasis。「Fuckin' in the Bushes」。頭2曲は「Morning Glory」「Rock'n Roll Star」そして自然に「Wall of Glass」が入る。
「Wonderwall」では正真正銘の大合唱というものを我々に思い出させてくれて
映画THE FIRST「SLUM DUNK」
映画THE FIRST「SLUM DUNK」。やりたいことが明確で、そしてこの井上雄彦インタビュー、めちゃくちゃ腑に落ちるし共感できました。
自分の直接作業で、ある程度表現を完結できる漫画と、人にお願いしなければ成立しえないアニメ制作。
似て非なる仕事と役割の中で、自分の関わる意味、責任とこだわり、妥協と許容、言語化と直感とか、凄くわかりやすく話されています。
自分の経験や仕事にあてはめられる人
生のライブやフェスはこの先、無くなると思いますか?
たまに大学の講義でお話する機会がありまして、先日、
学生からの質問にこのようなものがありました。
「生のライブやフェスはこの先、無くなると思いますか?」
いや、なくなるわけないですし、それ困るよね、というかその質問くるか、と思いつつ、
「自分の予想ではあと50年くらいはマトリックスの世界にならない気がしていて、少なくとも今の技術では生のライブに絶対勝てないと思うので、配信を楽しんだら是非、ラ
SUMMER SONIC2022と論争
サマソニの大盛況には希望を感じ、嬉しく思いました。
SNSでは、影響力のある出演者のMCについて、配慮やリスペクトに等に関する論争がいくつか生まれましたが、皆が考え、知るためには良い機会だったと思いますし、これは若いオーディエンス、または新たなお客さんが増えた結果でもあり、この洋楽邦楽含んだ巨大フェスが巨大であり続けるためには必要な、避けては通れないプロセスだとも思います。
そういう意味では若いお
FUJI ROCK FESTIVAL'22感想
FUJI ROCK FESTIVAL'22より戻りました。
偉大な25年の歴史のうち22回くらいは参加していますが、本番3日間こんなにも天気が安定した苗場は超レアパターンなのでは。
まさかの一度もレインコートと長靴を使用せず。こんなことあったかな。。。くらい記憶にないです。
前日までは雨降ったみたいなので、あくまでもお客さん目線の話です。
今回が2回目の参加になる息子は、初参加のときの豪雨とは違う
追悼:テイラー・ホーキンス
ショックなニュースですね、、、
テイラー・ホーキンスといえば、
なにかのライブ映像だったか、MVのなかのツアー映像だったのか、
「アラニス・モリセットのバンドって、凄いカッコイイドラムがいるな~」っていうのが最初の記憶。その後、しばらくしてから、フー・ファイターズの新しいドラムが入ったときに、「あ、あいつあのドラマーだ!」と、その時の感情を思い出した。
ニルヴァーナで叩いたデイヴ・グロールがドラム
2022.2.13 宮本浩次@国際フォーラム
一挙手一投足のすべてに情熱が溢れる稀代のフロントマン。そこにKey.小林さん、Gt.名越さん、Ba.マキさん、Dr.トムさん、という、もはや勝ったも同然な、こちらも嬉しくなるような、一方で自分このまま客席で観てていいんでしたっけ?的な気持ちにもなる豪華メンバー。2時間が経ったのが信じられないような充実。これで47都道府県まわっているとは、これもまた信じられないような事実。
名曲が高次元で披露され
2022.1.12 BRAHMAN@中野サンプラザ
ホールでのBRAHMAN。なんというか人間的であり、その大きさを感じ、素晴らしかった。バンドにとって、椅子席にマスク着用というどアウェイな環境でどんなライヴになるのか、心配と期待と応援みたいなものが入り交じった気持ちでしたが、制約のなかで生まれる反動、的な力と可能性を感じた。
BRAHMANの魅力は、どしゃ降りのようなドラムと地鳴りのようなベース、オリエンタルな響きを持ちながらハードに鳴るギター
フジロックが終わって、開催できて良かったと思う理由
まず、今年のフジロック、開催できて本当に良かったと思う。
僕は「フジロックに関しては開催すべき」と思ってお客さんとして参加してきましたが、
関わるいろいろなスタッフ、関係者の顔を見て、話をして、実際に現場で起こっていることを見て、
やはりその考えに変わりはなかったのでこの文章を書いています。
人は皆、自分とその周辺や知っていることや知り合いに関しては
寛容になれますが、知らない人たちや見
追悼ディエゴ・マラドーナ
ディエゴ・マラドーナが逝ってしまった。。。
元々、不摂生とかで長生きはしなそうな雰囲気がありつつも、
逆に歳をとっても歩けなくなってもスタジアムでアルゼンチン代表戦を観戦していそうなキャラクターでもあったので、いざこの世界にもうマラドーナがいないという事実を突きつけられると哀しい。
左利きの象徴ともいえるその存在や、背の高くなかったマラドーナが「それでも世界を魅了する特別な存在として君臨した」こ