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自分の身体を慈しむことで、心まで満たされる【リンパケアを試してみた】

2025年の今年、新たにはじめたことの一つに、「自分の身体(顔)をケアする」がある。

飽きっぽくてあきらめの早い私のこと、どうせ3日坊主で終わるんだろうなと軽い気持ちではじめてみたのだが、これが意外や意外。
いまや、日々の暮らしに欠かせない、まるで歯磨きするような感覚で、セルフケアが習慣化しつつある。

続けられる理由は、おそらく単純に「気持ちがいい」からであろう。

そして、自分の身体をやさしく丁寧にケアする時間をもったことで、自然と「自分を大切にする」という気持ちが芽生え、それゆえに「心までもが満たされる」ということを、身をもって体感してしまったのだ。



きっかけは、「顔の老化」という現実を受け入れたことから。


身体をケアするきっかけとなったのは、「顔の老化」だった。

そんなこと、本当はずいぶん前から気づいていたであろう。

「見た目はたしかに大事だけど、まあ、歳だからしょうがないよね」と、その現実を見て見ぬ振りしていただけである。
そう、お得意の「現実逃避」が盛大に発動していたのだ。

それに、外見やフィジカル面よりも、メンタルや内面を重要視していた節もあったのは否めない。

そんな私が、ある出来事を機に、この老化の進行をできるだけ食い止めたい、あわよくば若い頃の肌に少しでも戻ることができれば・・・なんていう不適切にもほどがある願望が湧き上がってきたのだ。

それは、この世に生を受けて半世紀が過ぎた自分の顔が、確実に老化の一途を辿っているという「現実」を、ついに受け入れた瞬間だったのである。

そんな心境の変化があったことから、鏡に映る自分の顔と若かりし頃の自分の顔写真を見比べ、どこがどう変わったのかをじっくり観察してみた。(自分、暇なのか?)

すると、目の下のたるみやハリのなさなど、すっかり老け顔のデパートメントと化していることに気がついたのだ。(今ごろかね?)

・・・さぁ、どうする?わたし。

老化に関して私がこれまで掲げてきた持論は、
「あらがわない。でもあきらめない。」ではなかったのか。

「あきらめたら、そこで試合終了」なのだが、どうするんだ?わたし。


試しに、「さとう式リンパケア」をやってみることに。


そこで試してみたのが、「リンパケア」だった。

以前、noteのクリエイターさんが紹介されていた「さとう式リンパケア」のYouTube動画のことを、ふと思い出したからだ。


失礼極まりないことを承知で申し上げるが、こういった類には、何の根拠もなく自動的に「怪しい」と反応してしまう、どこまでも疑り深く捻くれ者の私である。

でも、その一方で、「揉んだり押したり引っ張ったりすることはない。触れたり揺らしたりの優しいケアである。」というところが、単純に面白そうだと感じた。

優しくふれて、
ゆらして、ゆるませる。
押さない、揉まない。
引っ張らない。がさとう式。

「さとう式リンパケア」HPより抜粋


自分でやるだけならば損はないし、基本は自分の手指を使うだけなので害になることは少ないだろうから、違うと思ったらそこでやめればいいか、という軽い気持ちで試してみることにしたのである。

ちなみに私は、このリンパケアの考案者である佐藤先生やその関係者の方々とはまったく面識がなく、つまり何の関わりもないただの動画の一視聴者であるということを、念のため申し添えたい。

そして、「リンパケアって何?」ということについては、ホームページから抜粋したものを挙げさせていただくが、これ以上の詳細は、専門家でも関係者でもない私が言及することは控えたい。

そもそも一般的にリンパと呼ばれているものはリンパではなくリンパ間質液という事実。
筋肉と皮膚の間に流れているこのリンパ間質液の循環を良くすることで様々な症状の改善に役立っています。

「さとう式リンパケア」HPより抜粋

なので、ぜひ、先に挙げたさとう式リンパケアのホームページやYouTube動画等でご確認いただけると幸いである。


顔のケアを試してみたら、癒されている自分がいた。


ということで、気になって仕方のなかった顔の老化に対して、さとう式リンパケアでもって、その予防(&願わくば若返り)にアプローチしてみた。

優しく触れる、揺らす、さする、そして深呼吸する・・・

これで、シワが取れたり目の下のたるみが解消されるのならばっ!と、意気込んでいたのは最初のうちだけだった。

ケアの途中で、眠くなるほど癒されていることを実感したのである。

このケアが、また気持ちよくて気持ちよくて。
この感覚を味わいたいがために続けているといっても過言ではないほどだ。

優しく触れる、揺らす、さする、深呼吸する・・・

特に、皮膚の表面が薄い顔面ケアは、「優しさ」が必須項目である。

ということは、必然的に、自分が自分に対して優しく丁寧に扱うということになるのだ。

50年以上の人生経験の中で、甘やかすことはあれど、こんなに自分に優しく丁寧に接したことってあったのか?

そう思ったら、不覚にも涙が溢れてきた。

そして、ケアが終わった後は、顔面はもちろんのこと、気持ちまでスッキリ整ったのである。


顔のみならず身体全体のケアは、至福の時間。


これに味を占めた私は、顔だけでなく身体全体まで整えたいという欲が出てきた。

YouTube動画を検索すると、さとう式は老眼や白髪も解決できる可能性があるということがわかった。

さらに、肩こりや、バネ指、足のこむら返りなどにも対応しているのだ。

こうなったら、不調部位の一切合切を試してみようじゃないかということで、以下のケアを取り組んでみることになったのである。

  • 基本のリンパケア

  • 目の下のたるみ解消

  • 人中を狭くする

  • 目元のシワ解消

  • 眼精疲労、老眼対策

  • 白髪対策

  • 肩こり解消

  • バネ指解消

  • 足のこむら返り防止

自分でも欲しがるなぁ〜と呆れるほどである(苦笑)。

毎回、これらすべてを行うわけではないが、1回につき30分程度の時間をかけて、ゆっくりまったりケアする毎日である。

これがまた至福の時であり、特に肩こり解消ケアでは、大胸筋を揺らしている時が気持ちがいいことこのうえないのだ。

このケアの後は、肩がとても軽くなったり柔らかくなった感覚がある。

それについて佐藤先生は、その感覚を味わうことが大切であり、それによって神経をゆるめることができ、どんどん活性化していくというお話をされていた。

目標到達までにはある程度時間がかかるものだが、継続するためにも、その過程を楽しむことが大切になってくる。

このケアであれば、それが可能であることを体感した。


3週間経って、効果のほどは?


顔の老化対策については、今のところ目に見えて効果が感じられるレベルには至っていないというのが正直なところだ。

なので、老化対策に即効性を求めるならば、この方法ではなく、それこそ外科的な処置を施した方がよいのかもしれない。(しらんけど)

お肌に関しては、いわゆるターンオーバーを待つより他はなく、相応の結果が出たとしても数ヶ月、いや下手すれば数年かかるかもしれない。

それについては、人によってもお手入れ状況によっても違いが出てくるので、一概にいつまでという確約はできないものだ。

とにもかくにも継続していくことであり、そのためにも楽しんでやっていくことが大切だということは、前述したとおりである。

ただ、効果とはいえないまでも、変化が感じられる時があり、それはケアの直後だ。

例えばリフトアップケアをした後は、たしかに頬の位置や口角が上がって顔に立体感が出ていることが、目に見えてわかる。

今の段階ではすぐに元に戻ってしまうのだが、わずかながらもその変化が感じられることが、続けていく原動力になっているし、いっときでも若返った自分の顔を見ることができると、気分が上がるというものだ。

そして、肩こりや足のこむら返りに関しては、たしかに軽減されていることを感じている。

まあ、これはあくまで私個人の感想であるし、さとう式以外にもケアの方法はたくさんあるのだろうから、取り入れるかどうかは自己判断、自己責任ということになるだろう。

現時点での私にとっての最大の効果といえば、身体を慈しむことで、心まで満たされるということ、もうこれに尽きるのだ。

佐藤先生には大変失礼なことを申し上げるかもしれないが、数ヶ月経ってたとえ効果が感じられなかったとしても、私は今の時点で満足を得られているのである。

それに、顔のシワなんて多少はあった方が、味があっていいものだ。それが、生き様なんだと思えば、それも自己責任である。


身体に労いの言葉をかけながら、これからもケアを続けていく。


そもそもが美容のためにはじめたリンパケアが、身体のみならず心まで整えられることになろうとは、お宝をいただいたようである。

佐藤先生が動画でおっしゃっていたのは、自分の手指で自分の肌に触れながら、「よく頑張ってくれてるね」「ありがとう」などの労いやお礼の言葉をかけることだ。

私の場合は、特に右手環指がバネ指になっているが、そうなったのも、頑張ってくれている自分の手指にこれまで心一つ寄せず酷使を続けてきた結果であり、その反省をふまえて、今は優しく丁寧にケアを続けている。

このリンパケアがよいきっかけとなって、自分の心身を慈しむことを習慣にしていけそうだ。

それもこれも、すべては「顔の老化」からはじまったこと。
ゆえに、「老化上等!」なのである(笑)。


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