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台所とTシャツ作り

広島のミュージシャンであるミカカさんが切り盛りする「ミカカカフェ」にて台所グッズの展示直売会が開催されております。ミカカさんから「Tシャツがどうやって作られているか知りたい」という有難いご依頼を受けましたので、製作過程と台所シリーズに対する想い(念)をツラツラと書いてみようと思います。

①Tシャツができるまで

当社のTシャツは所属フィギュア達が俺の眠っている夜中にせっせと作ってくれます。

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まずはパソコンで作りたい絵柄を考えます。イラストレータというやつです。絵柄が出来たら、カッティングプロッターというむちゃクソ重い機械でラバーシートという業務用のシートでカットします。昔からパイオテックというメーカのシートを使っています。シート幅63cm×5mとかシートを購入するわけです。つい、5年前に楽天市場店がオープンして劇的に買いやすくなりましたが、それ以前はメーカに直電して「プロッターとプレス機は持っています。型番は〇〇で」なんて不審がる担当の方と折衝しながらシートを手に入れていたのでいい時代になりました。

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プロッターで切り出すとこんな感じになります。これを布に置いて、プレス機で熱圧着します。プロッターデザインを作る時のコツは「なるべく一筆描きにすること」です。
以前にチャレンジ精神だけでむちゃクソ細かいカッティングに挑戦しましたが、カスとりに1時間以上かかり、こんな大変なのはもうやめようと思いました。(←ここまで細かいのは圧倒的にシルクスクリーンがいいです。それか、ダイレクトインクジェットプリント)

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プレスの様子です。

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プレス圧と温度を調整します。ラバーシートの種類にもよりますが、高温タイプならば160℃、低温ならば120℃に温度を設定します。この温度が重要で低温シートを間違って高温設定してプレスするととろけます。
これは、偶然の産物なんですが試しにキャップにプレスしたら上手いこといきました。(本当はキャップ専用のプレス機があるのですが、工夫すれば何でもできますね)

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上の写真にありますが、ステッカーもカッティングプロッターで切れます。(家業を継いだおじちゃんから大量にステッカー用シートももらったので、看板製作とかにいかがですか?)

②台所Tシャツ

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確認したら、記念すべき1枚目は2020年5月に作っていました。淡いピンク色のボデーにブルーベリー色のようなシートが可愛い一枚です。これを今回、台所グッズでお世話になっているミカカさんに勝手に送りつけるというご存じ贈与体質全開の趣味を実施したわけです。

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そうこうしてたら、台所配信という@台所で配信するミカカさんが!!!
台所Tシャツを着ている。ちなみに、台所の字は娘に50円で書いてもらいました。

こうなったら、台所関連グッズを充実させようとせっせと作り続けて今回の展示直売会に繋がるわけです。

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ちなみにミカカさんにはお会いしたことないんですが、勝手にグッズ作るなど訳が分からないんですが、この訳のわけのわからなさにたまらなくなります。ミカカさんがご自身のCDなどを送ってくれて、いいないいなと思っております。ミカカさんとの声初対面は牛丼ラジオだったんですが、後半歌った中で「遠くの友達」という曲がとても良くて頭に残っていたんですが、厚かましいついでにミカカさんにこのコードを買わせてくださいとお願いしました。また、このことから別のことに繋がるのですが、それはまた別の機会に。

P.S. ミカカさん こんな感じでよろしいでしょうか?

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