強さと弱さ

強くなりたい。

長年そう願って生きてきたところがあります。

何で強くなりたいんだろう？
改めて考えてみる

私の小さい頃は
ドクタースランプアラレちゃんというアニメが
放送されていた。

幼かった私はアラレちゃんが大好き！

どこが好きなのかというと

「強い」ところ。

ちょっとダッシュすれば地球も1周出来る、
なんなら宇宙までいけちゃう(笑)

誰かをパンチをすれば、パンチされた相手は
吹っ飛んでいく(笑)

アニメなので面白可笑しく書いてあるけど
私は目をキラキラ輝かせながら、
強いアラレちゃんに憧れていた。

遊びに出れば「キーーーーーン」と言いながら
両手を広げてアラレちゃんのマネをして
外を走りまくっていた(笑)

アラレちゃんと自分を重ねて
強くなりたいと願い
強さに惹かれていたのだと思います。

「強さ」に惹かれることは分かっても
それだけではなさそうだ。

逆に「弱さ」はどうなんだろう？

アラレちゃんは天才博士則巻センベエが作ったロボット。
強いのだけれど、壊れてしまうこともしばしば。
博士がいないと復活出来ない。という弱点も。

アラレちゃんの弱点が弱さとはちょっと違うかもしれないけど、めちゃんこ強いアラレちゃんと
本当はロボットで、壊れると何も出来なくなる。
この極端するぎるギャップが人を惹きつける要素なのではないか。

強さだけではなく弱さも両方あるから
人の魅力は光を放ち、輝けるのではないか。

強さは弱さがあるから輝けるし、
弱さは強さがあるから輝ける。

弱さがあってはいけないなんて
ちょっと前まで思っていましたが
強くなるということは、弱さを見せるということかもしれない。

最近はいろんな経験から自分自身がどんどん強くなっていると実感していますが、
強くなっているということは、
弱さも一際輝いているということですね。

弱さは隠したくなるけど、
弱さをさらけ出している人の方が
本当の意味で「強い人」と言えますね。

もう周りにはバレていると思うけど
弱さももっとさらけ出していきたい。

ばいちゃー✋