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私らしい子育てで、子育てが楽しくなった

皆さん母親と聞くとどんなイメージをお持ちですか?

優しいお母さん
どんな時も味方でいてくれるお母さん
太陽のようなお母さん
楽しいお母さん
色々ありますよね。

一応私も中2の息子を持つ母親でもあるけども、全く一般的な母親ではないかもしれない。

実は息子がまだ小さい頃はこうしなければならないという呪縛があり、
息子にはよく「ちゃんとしなさい」って言ってたなと。

息子が小学校に2年生になったぐらいに私に転機が訪れます。

神田昌典さんが考案されたフューチャーマッピングの講座を受けたことがきっかけでした。
フューチャーマッピングは目標実現するための方法として、未来から逆算するストーリーを用いてプロジェクトを実行するための行動計画を立て、実行していく。いろんな意味はあると思いますが、私の中では最終的には未来が120%ハッピーになるという考え方に私の今までの考え方がパチッと変わった瞬間でした。

こうしなければならないにこだわる必要がなくなった瞬間だったかもしれません。

そこから私の子育ては少しずつ変わっていきました。

最終的に120%ハッピーになるんであれば、楽しんだもの勝ちということなんだと。

その日から息子が学校に行く前の見送りの時に必ずかけている言葉があります。
「今日も」と私が言うと
「ワクワク楽しむ」と息子が言う。
(今でも続いています)

そう、何事においてもワクワク楽しんだらいいんじゃない?をテーマに子育てが変わっていきました。

この考え方が変わるまでの私は、完璧な母親でいなきゃいけないと思っていたので、母親だから泣いちゃいけない、母親だから愚痴のひとつも言っちゃいけない。なんて自分に対してもこうしちゃいけないをいっぱいしていました。

今思えば非常に生きづらかったな…

ワクワク楽しんだらいいという子育ては、私が私のままいるということでした。

どういうことかというと先ほどのような愚痴も言わないような完璧な人間はいないわけですから、
私だって泣くこともあるし、私だってミスすることもあるし、子供にダメダメなところを見せていってもいいかもしれませんが、ありのままの私を出すようになりました。

するとどうでしょう、いきなり歌い出すは踊り出すわ。急に笑ったり泣いたり、この人情緒不安定なのかな?って思われるかもしれませんが 笑

もちろん情緒不安定な時もあったと思うけど、これが私という人間の通常運転に変わりました。

最初は息子もびっくりしていましたが、ママもミスることあるんだね。とか、ママも悩むことあるんだね。なんてよく言われるようになりました。

つい親は子供に自分のダメなところは見せちゃいけないんじゃないかなんて思いがちですけど、早いうちにどんどん自分なポンコツな部分を出していくと、子供が勝手にしっかりしていく。

今や中2になった息子は
「はいはい、ママだから仕方ないね」っていい意味で諦めてくれてるのか面白がってくれているのかそんな感じです。

これは息子の性格もあるかもしれませんが、私があるがままを表現するようになって一番変わったのは息子です。

自分が思ってることをなかなか口に出せなかったり、我慢してしまう息子。

こんなに大っぴらに表現してる母親を見て気づいたんでしょうね、
自分の思ってること感情を素直にぶつけてくれるようになり、最初はすごく大喧嘩をしていましたけども、今はちゃんと話し合ったり、言葉を交わせる関係性になり、あのまんま子育てのやり方を変えていなければ、今みたいな関係性は築けなかったかもしれません。

そして家庭の中にある他愛もないことかもしれませんが、moriko家では、誰がお風呂を入れるかじゃんけん大会が毎回行われます。
家族じゃんけんで私は負けることはほとんどないですが、先日久々負けました。
もちろんお風呂を入れるためのスイッチを入れに行くだけなのですが、
その時に結構疲れていたので息子に甘えて
「お風呂までママをおんぶして連れてってー」と言うと「何でおんぶしなきゃいけないんだよ‼︎」といいながらもおんぶしてくれる息子(笑)

こんなふうに甘えさせてもらえるのもありがたいし、いつの間にか私をおんぶできるようになったんだなあと、息子の成長を感じたそんな出来事でした。

いやいや多感な時期の子におんぶさせるなよって思ったんですけど、私なりに息子に甘えさせてもらっています。

親が子供に甘えちゃいけないじゃなくて親だって子供に甘えてもいいですよね。

私もようやく子育て後半になり、少し余裕も出てきたのかもしれませんが
子育てが楽しくなったなあと感じていて、残り少ない子育てを楽しんでいきたいと思います。



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