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意味なんて後からついてくる やりたいことを素直にやる大切さ

30代の頃、私は「意味のあること」を中心に人生を進めてきました。
美容師免許を取ることも、独立してヘッドスパとエステのお店を開くことも、すべては自分の夢のために必要なステップだった。
これらの行動には確かに意味があったし、それは今でも素敵なことだと思っています。
でも、44歳になった今、私が気づいたのは、意味のあることだけじゃなくて、意味がないかもしれないことをやる勇気も大切だということ。

そのきっかけになったのは、3年前に参加した「恥かきワーク」だった。
このワークでは「恥を書く」という行為を恐れず、チャレンジしてみることの重要性が語られていた。
私はせっかくこのワークに参加したのだから、何か恥をかいてみようと思い立った。
そして、ダイソーで見かけた全身タイツを手に取り、それを着て踊りながらTikTokに投稿するという、恥ずかしいけれど面白いチャレンジに挑んだ。


その時は、何の意味があるのかなんて全く考えていなかった。
SNSに投稿して、清々しい気持ちになり、自分を解放できた感覚があった。それ以降、全身タイツを着て渋谷の街を歩くなど、さらなる「恥かき」チャレンジを楽しみました。
これらの行動にビジネス的な意味はなかったけれど、自分を解放し、
自分らしさを再確認する大切な経験となった。

そして今、44歳になった私は、意味がないと思えることにも大きな価値があると感じるようになった。
全身タイツを着て踊ることもそうだし、今考えているのは、自分の持ち掛け声である「どうせやるなら楽しもうや」を2,000人の前で叫びたいという夢。
HBGホールという2,000人収容の施設を借りて、たとえ1人だったとしても、やりたいことをやりたい。
これは一見意味がないように思えるけれど、それでいいのだと思う。

今の時代、多様性が尊重されていて、好きなことを仕事にする時代だと言われている。それなのに「意味があるのか?」と自問して、やりたいことを止めてしまうのはもったいない。
やりたいと思ったことに意味があるかどうかなんて、後から考えればいいことだと思う。
まずはそのやりたい気持ちに素直になることが大事で、それが未来の自分にとって大切な宝物になるかもしれない。

結局、自分の人生を豊かにするのは「意味のあること」だけではなく、
「意味がないかもしれないけど、やりたいと思ったこと」だと私は信じている。
わがままだと思うかもしれないけれど、それこそが自分らしく生きるための鍵になるかもしれない。

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