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♯6 子育てに未完が大切

今日は中学2年生の息子の三者面談でした。
担任の先生とは初めましてで何を言われるのかドキドキでした。

中学生に入り会話をするということも減って、実際に学校で何をしているのかはよくわかっていません。
多感な時期ですし、いちいち親に言ったりすることもなくなりますよね。

今回の三者面談の時に12月にある修学旅行代のプラス料金を持ってきてほしいという指示があったので封筒に入れて用意していた。
息子から電話があり
「ママ、修学旅行のお金忘れてるよ」
机の上に置いてたのにすっかり忘れてた私。

もう自分の職場に来ていたので家に戻ることができなかった私は、
息子に持ってくるようにと頼み、事なきを得た。

以前の私ならとっても悔やむところ。
ちゃんと用意してたのに親として何をしてるんだろう。私はダメ人間なんだ。
極端に思われるかもしれないが、
ちゃんとしなければならない
という思いが強い私は何でも完璧にこなそうとしていた。

でも今回は違った。息子に「ありがとう、ありがとう」と何回も言った。
「頼りになるわぁ」と私は感謝の気持ちをいっぱい伝えた。

何の失敗もなく子育てすることが本当に子供にいいわけではない。
大人だって人間。忘れることもあるし抜けちゃうこともある。
これも教育の一つかもしれない。

こんな出来事皆さんからすると大したことじゃないかもしれない
いつだっていい子でいなきゃいけないと思ってた私にとっては大きな変化の一つだ。

完璧な人間でいるよりポンコツなぐらいがちょうどいい。
その方が子供がしっかりする。その方が子供自身がしっかり考えるようになる。
結果いいことしかないじゃないか。

いつまでも子供だと思っていた息子はちゃんと大人としての階段を上っていた。
親の私は、いい意味でポンコツ具合をさらけ出している。

未完でいることはいいことしかないのだ

そんなことを感じさせてもらった三者面談の前の1コマでした

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