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がん検診の結果が教えてくれた、生きる意味
人生はいつ何があるかわからない。
その何かあった時にどう対応するか、いつも人生は試されごとなのかもしれません..
9月の終わり頃不正出血があり、思った以上の量だったので慌てて産婦人科に行ってきました。
長いこと通っていた産婦人科がなくなったこともあり、私は産婦人科難民になっていました。
どこを検索しても予約で、いっぱい予約が取れても1ヶ月先。
1ヶ月も経ったら不正出血も収まってるんじゃないか?
いやいやもし病気だったら病気が進行しちゃうよね。
いろんな思いを巡らし今年の5月にまだオープンしたばかりの産婦人科に落ち着くことになった。
その産婦人がいいかどうかはもうわからないが、症状が出てる今こそ診てもらう必要があったのだ。
久々の産婦人科。がん検診もあまりやっていなかったので、先生も色々おすすめしてくださった。
がん検診や性病検査などコロナをきっかけに検査をしなくなり、せっかくなのでおすすめしてもらった検査は全部やらせていただいた。
きっと大丈夫だろうなんて思っていたら、がん検診は再検査と言われた。
ちょっとショック。いやいやだいぶショックです。
年齢も44歳ということもあり、癌になるリスクも高くなってる。
病院からの電話の後いろんなことが頭を駆け巡った。
癌だったらどうしよう。
何でもっと早く検診しなかったんだろう
癌だったとしたら私は働けるんだろうか?
まあ癌のステージにもよるよな。
自分のサロンはどうしよう。
子供になんて説明しよう。
ステージによっては命はどれぐらいなんだろう?
ネガティブな言葉がたくさん頭の中をよぎりました。
ひとしきりネガティブになった後は
待てよ、治療しながら仕事ができるんだとしたら別に何の問題もないし
きっと子供も説明すれば分かってくれるだろうし、
本当に残り命1ヶ月とか2ヶ月だったんだったら入院しないでその残りの時間を楽しめばいい。
どんどん前向きな言葉に変わっていきました。
今回のきっかけはがんだったかもしれませんが人生にはこんな落とし穴がたくさんあります。
その時にどう捉えるのかどう受け入れるのかで人生が大きく変わる。
がんが怖いから不安だからって逃げまくるのもいいし、
私はもし癌だったら受けて立とうという気持ちがとても強く出ました。
それはなぜなのか?
もし治る希望があるなら治療すればいいし、がんの程度にもよるけど治療しながら働くことだってできる。
未来は変えられるということです。
何であの時検診を早くしなかったんだろう
なんで私はもっと健康でいるように気をつけなかったんだろう
と過去を嘆いても過去は変えられない。
変えられるのは未来しかないだとするならば、
現実を受け止め、未来を良くすることだけを考えていく。
そう思えた時、癌を受けて立とうと覚悟ができた。
結果的には癌ではなかったけど、人の命なんていつなくなるかわからない。
かと言って長く生きる可能性も持っている。
今一度自分の命の大切さ、自分の命を大切にするということは自分の人生を大切にするということ、そして人生は何か起きた時にその出来事を受け入れ
前に進むことを選択していく。
今まで分かっていなかったわけではないけれど、
自分自身を大切にねと神様に言っていただいたような
そんな気づきがあったお話でした。
それと40代を超えると検診の大切さを改めて実感しました。