Product Hunt 注目プロダクトまとめ week6
Intro
こんにちは。かみおもりきです!普段はSaaS企業にてProduct Manager として働いています。PMとして自身の引き出しを増やすべく、Product Huntを利用し、世界最先端プロダクトの調査を行っています。今回は6週目の投稿です!( 今回はプロダクトリサーチ26~プロダクトリサーチ30まで記載します)
初回投稿はこちら!
Product Hunt とは
シリコンバレーで生まれたプロダクト投稿サイトです。毎日数百個のソフトウェアプロダクトが投稿されており、それらのプロダクトに対するユーザーの評価も確認できます。
Product Hunt の詳細はこちらの記事に記載されています!
プロダクトリサーチ26 -Notion Timeline-
All in one spot のNotionがガントチャート作成機能を追加
Pros
- All-in-one-workspaceのNotionでガントチャートまで作成でき、社内会議で利用するほぼ全てのドキュメントはNotion上で作成できるように
- 項目をDrag&dropで自由に動かせるので、追加業務を簡単に作成可能
- 各項目毎のページ作成可能
Cons
- Notionではメッセージ・通知機能が強い訳ではなく、 コメントの応酬が予想される Timeline/ガントチャート 機能のUXはあまり期待できない
- Timeline画面でタスク・期日・担当が一目で確認できず、視認性があまり良くない
- タスクの関連付けができず、全てのタスクが独立した状態にある為、一つのタスクに遅延が発生した際に全てのタスクの遅延を手動で変更させる必要がある
ideas
- All in one spot なプロダクトを開発する際にはリソースの観点から、全てのFunctionに必要十分な機能を実装することができず、最低限必要な機能を選定する必要があるが、それは"どの潜在顧客を切り捨てるか"を選定するのと同意義である (Notion-Timelineの例では、多人数・大きいProjectのManagement業務は利用ケースとして考慮されておらず、タスクの関連付け等、上記利用ケースの為の機能は実装されていない。)
プロダクトリサーチ27 -bonsai-
Freelancer向けのAll-in-oneツール
契約・税務・顧客管理・タスク管理が一元的に出来る
Pros
- 業務効率用ツールに多くのコストを割けないFreelancerでもbonsai1つで多くの事務作業を効率化できる
- 各分野のテンプレート数が豊富で、業界・職種毎に最適なテンプレートを元に各ドキュメントを作成可能
- 14日間のフリートライアルがあるので、まずは無償で検証可能
Cons
- ターゲット顧客がフリーランスであり、期待できるARPUが小さい
ideas
-
プロダクトリサーチ28 -The S-1 Club-
アメリカの各スタートアップがIPOまでたどり着いたプロセスを解説するサービス
Pros
- 膨大なS1レポートが簡潔な1ページにまとめられたものを閲覧できるので、短時間の学習に最適
- フリーミアム型であり、複数のレポートを無償で読める
Cons
- Upされるレポートの数が多いわけではないので、サイトへ訪問する習慣を作りづらい
- グラフ等が少なく、読んでいて疲れる
(Strainerぐらい読みやすくあって欲しい)
ideas
- 事業開発を行う上で業界・企業毎の成長ストーリーのキャッチアップは必須なので、映像・記事で簡潔にキャッチアップできるような媒体の需要は大きいが、キャッチアップ可能なサービスは個人向けのものばかりであり、企業向けのものはサービスはあまり無く、供給が需要に追いついていない情報
プロダクトリサーチ29 -glorify-
CV率の高いプロダクト紹介画像の作成・編集サービス
Pros
- 背景透過〜編集が数クリックで完了するので、デザイナー稼働を削減可能
- テンプレのデザインがとてもFashionableでかっこいい
- 複数人で同時編集可能なので、チームでの作業にも使える
Cons
- 一度体験しないとどのように使えるか分かりづらく、既存サービスからの乗り換えが難しいプロダクトであるが、フリートライアルの登録フォームの記載が面倒(Google, Facebookログイン等を用意して欲しい)
- プロダクトの分野・利用シーン的から考えると、Figma等のようにフリートライアル型ではなく、フリーミアム型の価格設定が合うプロダクトであるように感じる (現在はフリートライアル型)
ideas
- SaaS型のプロダクトにおけるLPデザインは本当に大事。プロダクトの顔
- プロダクト提供方法に関しては、プロダクトを提供する顧客や価値の源泉を考えた上で "フリーミアム or フリートライアル or 有償契約のみ" を決定すべき。
プロダクトリサーチ30 -Listory-
ユーザーに最適な読書コンテンツをキュレーションするアプリ
Pros
-自分に最適なコンテンツだけ読める
- 読書にかかった時間を測れるので、英語学習の助けになる
- 後何時間後に読む を指定できるので、「仕事終わりの電車で読もう」等の準備が容易にできる
Cons
- メディア系サービスにおいては "Content is King" なので、まず第一にサービス内に読みたい記事が沢山あることが重要であるが、Listoryにはそもそも読みたくなる記事が少なく、日常的に使いたいサービスだと感じなかった
ideas
- メディア系サービスにおいては、ユーザーに上記のような順番で知覚して貰わなければ継続して使ってもらえるようにならないのかも
<ユーザーの知覚-順番>
1. サービスへの興味:このサービスには読みたいコンテンツがたくさんある、面白いサービスだ
2. 自分へのFit:このサービスは自分の興味に合うコンテンツばかりだ、自分に合うサービスだ
Outro
6週目もBtoB-SaaS / toCメディア 系のプロダクトをリサーチしてみました!次週からも継続して調査していきたいと思います。皆様からもこういうサービスを調査して欲しい等のご要望がありましたらメッセージください!
平日はラフにTwitterで調査結果をアウトプットしているので、気になった方はフォローお願いします🙏
Product Hunt に関する過去の投稿はこちらのマガジンからご覧ください↓