動物好き観光客にもってこいの宿とは・・・ヴェニス イタリア Part 2
やっとついにとうとうヴェニス編Part 2をお届けすることができるのだ!
以前からなぜかコピペしても最後の1行しかペーストできず、他のソフトでは問題なくできるのになぜかnoteだけペーストできなかったのだが、この自称天才のアホであるモリケンは、ついにこの世界最大の謎を解き明かしたのだ。この方法、かなり画期的なので、腰を抜かさないように立っている人はイスに座って欲しいのだ。近くにイスがない人は、その場にしゃがむことを激しく推奨するのだ。
私と同じようにnoteでコピペができない人のために教えたいのだが、これから先は有料にしようかと思う。どうだろうか?
オーケィわかった。誰も払わないっていうんだろう。なら今回は特別に無料でサービスしちゃうのだ。
その方法とは、「全体コピーではなく、部分コピーしながらペーストする」こと。おっと、腰が抜けちゃったかな。こりゃ1時間は立てそうにないな。
ならちょうどいい、このエッセイを読むとあっという間に治るとか治らないとかって聞くぜ。
もう文体がめちゃめちゃなので、ここで切り上げることにするのだ。
というわけで、ヴェニス編Part 2行ってみようなのだ!
動物好き観光客にもってこいの宿とは
世界中の観光客が憧れる水の都。長靴型をしたイタリアのふくらはぎの部分にあるヴェニスへいくには、海にかけられた橋を渡らなくてはいけない。ここを訪れるのは2度目だが、それでもなんだか心が騒ぐのは、海の上を列車が進んでいるからかもしれない。
集中豪雨に見舞われた水の都
水の都と称されるヴェニスに着いたら水没していた。水没なんて大袈裟だなあという方もいるかも知れないので、僕の名誉のためにいっておくと、ヴェニスに到着する数日前まで降った大雨が原因で町は道と水路の違いがわからないくらいに冠水していたのだ。水没した町を歩くのは寒い上に危険なので、町の至る所で水に浸からないで歩けるようにと机やテーブルなどをつなげて作った簡易的な通路を町の人たちが設置してくれていた。これじゃ観光気分も吹き飛びかねない状態だった。
ヴェニスの宿は「ロンリープラネット」という多くの外国人が利用する、全編簡単な英語で書かれているガイドブックに載っていた「ロカンダ・カレットーニ」と決めていた。その本によると「動物好きの女主人が経営する動物がたくさんいるロカンダ(民宿)なので、動物好きなら泊まってみてはいかが」ということなので、自称動物好きの僕としてはその挑戦を受けることにしたのだ。しかもサンタルチア駅から歩いて3分なのもうれしいところである。
この宿には犬、魚にインコに九官鳥とネコがいて、僕はもっぱらネコ当番である。別に当番制ではないのだが、誰がなんといおうとネコ当番である。宿の廊下にはネコが歩いているのは当たり前で、犬も構ってくれそうな宿泊客を求め彷徨っている。僕の部屋に通ってくれたのはアンドレというブチネコで、ベッドでフミフミしたり一緒に眠ってくれるとても可愛いやつである。宿にはいったい何匹のペットがいるのかと数えたのだが、ネコが6匹くらい、犬が2匹くらい、その他大勢ということに落ち着いた。しかし詳細は不明である。
ロカンダの廊下に肉団子
それはシャワーから出て廊下を歩いているときだった。2m先にある僕の部屋の前に肉団子らしきものが3コ置いてあるのだ。あれは何だろうと観察しながら近付いていくと、肉団子にしては大きさがまちまちだ。そこでしゃがんで未確認物体をよく観察してみると、それは大きいもの、小さいものと歯磨き粉を絞ったような形をしていた。おまけに臭い。ここである言葉が脳裏に浮かんだ。ひょっとして、いや間違いない、これは「ンーコ」だ。そういえばシャワーに入る前に犬と遊んだな。犯人は犬だ。決して僕ではない。でも「ンーコ」は僕の部屋の前にある。これでは他の宿泊客に、まあ、この部屋の人ったらこんなところに「ンーコ」しているわ。と、ハートマーク付きで思われてしまう。そんなのいやなので、もう一度いっておく。これは僕の「ンーコ」ではないのである。僕のはこんなもんじゃ済まないのである(本当)。
ハトにえさをあげるおばちゃん
一日中ネコを探し続けているとさすがに疲れるので、ハトがたくさんいるカンポ(広場)で休憩である。カンポで座っていると、太ったおばちゃんがやってきた。おばちゃんは、ハトの大群の中心にくると手にもっていた紙袋から大量のパンを取り出し、ハトの大群にばらまいたのだ。するとハトがアッという間に四方八方から飛んできて、カンポを埋め尽くした。いつも思うのだが、ハトはどうやってそこにえさがあるとわかるのだろうか。それは置いといて、どうも先ほどから得体の知れぬ熱視線を感じるのだ。周囲を見回しても好みの女性はそっぽを向いている。それなら誰が。ん、ハトにえさをやっていたおばちゃんが手を振っているではないか。自分でも知らない間に熟女キラーなのか。そういえばあの顔は…そうだ、ロカンダのおばちゃんだ。こんなところで何をやっているのだ。そうか、ハトにえさやっているのか。
こんな動物好きなおばちゃんがいるロカンダに宿泊できて光栄である。
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