謙遜ラヴァーズという素敵な音楽家
音楽家というのは、要するに、音楽バカなのである。
と、冒頭からこんなカッコいいお二人をバカ呼ばわりしているようだけども、
当の音楽家なら「まぁ、そうだね」と頷くはずだ。
音楽が好きで好きでたまらなくて、
それを仕事にしたくて、
仕事にしてる人に憧れて、
儲からなくても良いから、と、とにかくやり続けて、
諦めなかったら、いつの間にかプロになっていた、
なんていうのが、ゴロゴロいる世界だと思う。
実際、プロになってみると、これまた儲からないという事もあるのだけども、
諦めなかったら、いつの間にか人気が出てきて、生活には困らなくなりました、という事もある。
私は音楽バカなのを、18年間ひたすら隠し、普通の人を装ってきた。
その辺のカラオケスナックなどで歌ったくらいでは、バカなのはバレない。
歌が上手い人なんてゴマンといるからだ。
「プロなの?」
と聞かれても、
「いゃ、まぁ、昔はやってましたけどね~…」
と濁せば大抵はそれ以上何も言われなかった。
しかし、バカは、やはりバカのままであった。
隠しきれない私は、去年、楽曲をリリースし、
堂々とメディアに取り上げられる程のバカっぷりを発揮している。
むしろそれを誇りにしているくらいのバカである。
そして、明日は子供の運動会なので、早く寝なければいけないのに、
謙遜ラヴァーズさんの音楽を聴いていたら、
バカに更に火がついて眠れない。
私はベースが好きで好きでたまらなくて、
ギターに心を踊らせるバカなんだよ、バカ野郎。
ピアノのデミニッシュのコードを、自分で弾けるような器用な事ができないから、sus4だけで誤魔化してるのに、このピアノだよ、バカ野郎。
あ、これ、音楽バカが作った、音楽バカを踊らせる音楽だな、って思ったの。
実際、今、私、深夜の2時に、謙遜ラヴァーズのアルバム聴きながら一人で踊ってるしね。
足元から身体と心を揺さぶらせて、頭を軽く軽く引き上げていき、精神だけが、頭頂部から抜けていく。
一つ一つのパートが、完璧に仕上げられていて、
ちょうど良い温度のプールに浸かっているような心地よさ。
そこで気付きました。
あ、これが「謙遜」か…と。
お見それいたしました。
m(_ _)mぺこりーぬ
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