プーチン大統領は、核のボタンを自分1人で使用できるシステムに変更してしまったのではないかという危惧!
ロシアの核報復システムの実態は?プーチン大統領が大幅に変更!?【正義のミカタチャンネル】ロシア専門家・中村逸郎先生 2022年3月12日収録
【動画要旨】
プーチンが核のボタンを一人で押せるシステムができているのではないかと想像。(普通は、一人が押したら発射できるものではない)
2020年2月21日 モスクワで、バトゥーリン元大統領補佐官(安全保障担当 1996 ~ 1998 年)から、核ボタンについて話を聞いた。
プーチン政権発足前までは、核バッグ(スーツケース)「チェゲト」というものがあって、1983年におそらく世界で初めて作られた。
核兵器を使うための発射装置が入っていて、大統領が絶えず保持。
大統領補佐官等各方面から核バッグを使用しましょうという連絡が入ってきた段階で、核バッグが開けられる。
専用の電話機があって、国防大臣、参謀総長、大統領の3人で協議をする。
米軍の攻撃を受けている等、ロシアが本当に危ないという時に、大統領がコード番号を押す仕組みになっている。
3人の意見が割れることもある。
たしか1995年に実際に核バッグが開けられ、コードを打つべきかどうかぎりぎりで踏ん張ったことがあった。
ある説によると、コードを入れたけれども、なぜか起動しなかったという説もある。バトゥーリンが、そう言ってました。
核兵器を使用するにあたり、3人で議論したうえで、最終的に大統領がコード番号を入れる。
核バッグというのは3人しか持っていないもので、予備でもう1つあるらしい。
2020年にバトゥーリンに聞いた時に、プーチン大統領のもとで、核バッグの中身が相当変わっていると。
プーチン大統領が、ただ一人で核の使用を決断することができるようなシステムに変わっているのではないかと彼は言っていた。
そんなことができるのか? 危ないじゃないかと詰めて聞いたら、
本当に恐ろしいことが起こってる。この核をどうしようするのかを多分知っているのは、プーチン大統領だけだろうと彼は言っていた。
ホテルのロビーで話を聞いたが、どうしたらその核システムの実態が分かるのかと聞いていったら、彼は最後に一言「今君がどこにいるか分かってるのか」といった。
ゾッとした。
彼が補足して「プーチン大統領というのは、本当に何をしているのか、どんな家族がいるのか、どんな友人がいるのか、毎日どんな生活をしているのか、まったく分からない」と言った。
国防省ですら、核のシステムを把握していないんじゃないかと彼は危惧していた。
【参照】
【追記】