【ぼくらの国会・第251回】ニュースの尻尾「対中宥和はダメっ!」
青山繫晴 参議院議員(日本の尊厳と国益を護る会 代表)
2021年12月1日収録
11月17日 安倍・岸田会談(安倍事務所)約30分
関係者の話に、中国の話が出てこないのは、逆に不自然。
11月30日 安倍・岸田会談(首相官邸) 20分
さすが、朝日とNHKの記事の中身は、ほぼ どうでもよい話です。
12月1日 安倍発言 台湾のシンクタンク オンライン会議(議員会館会議室)
言葉による抑止力。意図的な発言。
前日、岸田総理に全面支持を表明しているので、中国の岸田政権への強烈な圧力に対するアシスト的な意味も感じられる。
安倍発言の数時間後、汪 文斌 報道官
「頭が割れ、血が流れる」「頭破血流」は、7月の中国共産党・結党100周年の祝賀式典で、習近平も使った言葉。
安倍元総理が、習近平を名指ししたので、外交部としては忠実に反論したのだろう。
ただ、戦狼外交担当のヤーサンぽい(失礼)趙 立堅ではなく、いつもは冷静な役回りの汪 文斌に、強い調子で言わせたことには注意が必要!
12月1日夜 華春瑩次官補が垂秀夫大使を呼びだし抗議
12月2日 松野官房長官 記者会見
12月3日
【櫻LIVE】第476回 - 安倍晋三・元内閣総理大臣 × 櫻井よしこ(プレビュー版)
さすが、余裕の発言ですね。
12月6日 趙 立堅 報道官 記者会見
安倍元総理への報復に要注意!
岸田政権に対する中国からの凄まじい圧力に関しては、2度に渡る安倍・岸田会談により、安倍サイドに相談の形で伝えられた可能性が高い。
安倍氏は11月30日の段階で、岸田政権に対する全面支持を表明している。
そして、12月1日の講演では一議員の立場として、中国に対する強い姿勢を打ち出した。
これには、岸田総理や、親中の林外相による対中外交がぶれない様にする為の外堀を埋める意味と、自身があえて強硬な対中姿勢を示すことで、岸田政権を庇う(かばう)ための弾除けになる意思や覚悟のようなものさえ感じられる。
ここで思い出すのが、森元総理が発言を切り取たれ(逆の意味に悪用され)、オリパラ組織委員会会長を辞任した件(2021年2月)である。
これは、2020年8月に、台湾の李登輝元総統が死去したことに伴う森氏の台湾弔問に対する報復であると、在日中共関係者が洩らしている。
半年のタイムラグがあるので、この2つの事象は、日本ではまったく結び付けられていないが、中共は強かに執念深く報復を狙っていたのである。
今回の安倍元総理の件も、中国報道官が、台湾問題を「レッドライン」「中国の核心的利益」であると明言しているので、報復して来るのは間違いない。
今から半年後の来年6月前後に、安倍元総理を貶めるようなメディアを使ったバッシングが起こらないかどうか、注意して見ていく必要がある。
岸田総理は、北京五輪の外交的ボイコットを表明せよ(追記)
安倍元総理は、対中強硬姿勢を自ら示すことで、中共の報復を恐れることなく、「北京オリンピックの外交的ボイコット」を明確に示すよう岸田政権に求めている。
参考動画:青山繫晴 参議院議員(日本の尊厳と国益を護る会 代表)
「ボイコットを明示せよ」
*見出しPH:あべ晋三チャンネルの動画冒頭「この国を守る」より