絶対に自殺をしてはダメな理由!
自殺を考える人と、自殺を考えない人の違い
自殺を考える人と、考えない人の違いは何か?
それは、人生の終わり、「死」を どうとらえるかによって左右されます。
『死んだら、人はそれで終わり!』『死んだら、人は無になる!』そう考える人は、人生において苦しいことがあった時に、自殺を考える確率が高くなることでしょう。死んだらチャラになると考えているのですから、死は、今の苦しみを解放してくれるものと思うからです。
一方、『人は、体は死んでも、魂は不滅で、輪廻転生を繰り返している』と考えている人は、安易に自殺を考えたりしません。死が終わりでないことを知っているからです。自らを殺すことは大罪で、それが、来世の生まれ変わりに不利益をもたらすと考える人もいることでしょう!
世間一般では、死はどう考えられているのか?
それでは、まず、世間一般では、「死んだら無」派と、「死後の別世界」派の割合はどうかと、ネット上で調べてみました。
2009年に2000人に聞いたアンケートと、2015年に200人対象のアンケートがあり、「死んだら無」派が2対1で多いというほぼ同じ結果になっていました。つまり、3人に2人は「死んだら無」派で、3人に1人が「死後の別世界」派ということです。
「死後の別世界」派が、予想していたよりも多いかなという印象ですが、「死んだら無」派の多さが、やはり日本の自殺率の高さに繋がっているんだろうなとも思いました。
私がたどり着いた「死」に対する見解!
現代人は忙しい人が多いですから、まず、私がたどり着いた結論を、先に述べておきます。
20代の頃から、関連書物を読みあさったり、自身の体験からたどり着いた答えは、「死後の別世界はある!」です。
人は死んだらどうなるのか?
まず、死んだ直後は、自身の遺体を上から見るような視点になります。
ほとんどの場合、自身の葬儀も見ています。人の葬儀に出席して、故人の悪口を言ったり、思ったりしない方が良いですよ(笑) 葬儀の写真に、故人が写ることは昔からよくあることですね。
四十九日までの間は、この世とあの世の中間のような空間に存在するので、人の目に触れることはありませんが、この世の空間を比較的自由に動き回ることが出来ます。
三途の川は有るのか無いのか?
三途(さんず)の川とは、この世とあの世の境にあるといわれる川で、死んだ人が、あの世に行く途中で渡るとされています。
臨死体験者(心停止など、一旦死を体験しながら生還した人)の多くは、洋の東西や宗教に関わらず、この川に遭遇し、川を渡らずに引き返しています。
この三途の川の流れは、この世(時間の流れがある世界)と、あの世(時間の流れがない固定化された世界)を分ける、時の流れを象徴するもののようです。
また、この川に遭遇する前に、ほとんどの臨死体験者が、チューブのようなトンネルを潜り抜ける体験をしますが、これは、魂が肉体を抜け出すときの象徴のようです。
閻魔(えんま)大王は居るのか居ないのか?
閻魔大王は、人の死後に裁きを行なう法廷の鬼裁判官のような存在で、大王が持つ閻魔帳には、死者の生前の行為や悪行が書き連ねてあり、それをもとに、罪人は地獄に送られると考えられていました。
また、浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ・じょうはりきょう)という、閻魔大王が死者を裁くときに、その善悪の見きわめに使用する鏡という別バージョンもあります。その鏡には、死者の生前のすべての行動が映し出されるため、たとえ死者が自身の罪についてウソの申告をしたとしても直ぐにバレ、その場合は閻魔様に舌を抜かれてしまうという言い伝えがあります。
まあ、現代では、閻魔大王の存在を信じる人は少ないと思いますが、念のため、その存在は否定しておきます(笑)
閻魔帳も、今では学校の先生ですら使わないでしょうが、浄玻璃鏡については、かなり実相に近いものがあります。
人は死後、四十九日の間に、「ライフ・レビュー」と呼ばれる人生すべての振り返りを行ないます。それは、自身の感情や感覚をともなった非常にクリアな3D映像のようなもので、特徴としては、その場面に関わった他の人すべての感情までも感じることができる点です。また、肉体を持たない分、感情の感度が数倍高まるのと、自身を含めた全ての登場人物の良い感情・悪い感情を一身(一心)に受け取るため、善行の場面では幸福感に包まれ、悪行の場合は、
〔自身の罪悪感 + 他人の悪感情(憎悪・苦しみ・悲しみ)〕× 数倍
を感じることになります。
天国と地獄は有るのか無いのか?
気づきましたか?
死後に、人を裁く者は存在しません!
閻魔大王も、神様でさえ人を裁いたりしません。自分の人生の全てを振り返り、反省や後悔をするのは、自分自身なのです。そして、その後は、同しレベルの魂が磁力に引かれるうように、同じ空間に引き寄せられて行きます。死後の世界、あの世、彼岸には、時間の流れがありません! 固定化されたリピート再生の世界です。
こちらの世界、この世、此岸で、善行ばかりした人が集う世界は、天国のように感じられることでしょう! その反対に、極悪人ばかりが集う世界は、まさに地獄絵図のような世界になるわけです。
これが、天国と地獄の真相です!
自殺をした魂は、死後どうなるのか?
それでは、自然死や不慮の事故死ではなく、自殺した場合の死後はどうなるのか?
まず、死後の世界があるので、今の苦痛はチャラにはなりません。死後は、肉体を失った分、精神的な苦痛は継続するだけではなく、何倍にも増幅されてしまいます。その上に、周囲の人の悲しみの感情までが上乗せされるのです。
それだけでも、押しつぶされるような苦痛を感じるわけですが、さらに自殺をしたことに対する後悔の念も、数倍に増幅して追加されるのです。
まさに、地獄と同等か、それ以上の苦しみとなるのです。
いずれ、別noteに書きますが、この世(特に、世界的に見ると、とても恵まれた環境の日本)に生まれ出るためには、大変な倍率を潜り抜けなければならないのです。それを、自らの意思で人生を断ち切ってしまった時の後悔の念というのは、尋常ではないのです。
死後の世界は、時間が流れていませんから、自殺の原因となった苦痛が何倍にも増幅され、恐ろしいほどの後悔の念を持った状態が、果てしなく継続されることを想像してみてください。
恐ろしくて、自殺などできません!
とにかく、何が何でも 生き続けろ!
今、本当に苦しく感じている人は多いことでしょう。
でも、自殺をしても、絶対に楽にはなれません!
これだけは信じてください!
もし、自殺をしてしまったら、貴方の魂は、今とは比べものにならない程の増幅された苦痛を感じ続けなければならないのです。
自殺をするぐらいなら、現状から逃げても何でもよいので、生き続けてください!
「逃げる」というのが、卑怯に感じられるなら、「いったん退避する」と考えてみてください!いったん退避して、立て直すんだと。
自殺をするぐらいなら、這いつくばってでも、生きながらえるべきです。
他人の目など一切気にず、生活保護 等を受けてください。
生きていれば、貴方にも、必ず朝がやってきます!
相談先 困った時には、まず相談!
緊急小口資金・住居確保給付金・生活困窮者自立支援金
「いのちの電話」フリーダイヤルの電話相談
0120-783-556(なやみこころ)毎月10日(午前8時から~11日午前8時)
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一人で悩まず、どんどん相談し、最大限の補助を受けてください。頭を抱えて立ち止まらず、今できることに集中し、1ミリでも前進してください。頭で考えるより、まず行動が大事です! あなたを助けてくれる人が必ずいます。
【産業カウンセラー・森林セラピスト】
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人生は、ゲームのようにリセットされない!
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