発酵のちからで染める、時間とともに育てる柿渋エプロン
柿を発酵させた液で染めた経年変化を楽しむエプロン、その名も柿渋エプロンが完成しました。
柿渋とは?
柿渋とは、柿を青いうちにに収穫して、つぶして、発酵させて、濾して、数年かけて熟成させた液です。もともとは、緑っぽい液体なのですが、数年かけて熟成させると、茶色っぽくなってきます。
柿渋のすごさ
何がおもしろいかって、柿渋で染めた生地は、太陽にさらせばさらすほど、色が濃くなるんですよ!!!普通、植物でそめたものって、太陽にさらすとじっくりと時間をかけて色が退色していくんですけれど、それの逆なんです。柿渋は、太陽にあたればあたるほど、どんどん濃くなって、ピークに生じると、徐々に落ち着いて、ゆっくりゆっくり色に変化がでるんですって。
おそるべし発酵!バンザイ、微生物
ほかの草木染と柿渋染めの違いは、”発酵”です。きっと微生物がなにかしらの変化を生じさせてそんなことがおきているとしか思えません。天然の素材100%で液を仕込む江戸時代からつづく天然灰汁発酵建てという藍染も(本藍染ともいう)江戸時代らへんに染められた生地が令和の今でも色が残っているほど、色落ちがしにくいですが、もとは植物ですし、発酵した液で染めるんですね。共通しているのは、発酵!!!微生物ってすごい!!!!ロマンです。今回のエプロンは、綿100%の生地と、フレンチリネン100%の生地で仕立てました。私的には、リネンx柿渋の方が好みだなぁ♡
まずは、わたし自身が日々着てみて、変化の具合だったりを感じたいと思います♡どんな風にそだっていくのか楽しみです。
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経年変化を楽しむ