前回の続きです。
今回はかれんさんの妹・ノエルさん誕生のお話。
次女・ノエルさんの妊娠と出産
ノエルさんを妊娠した著者の洋子さんは、とんでもない出産計画を考えます。
この頃は敗戦後の渡航制限が撤廃されて、時間とお金さえあれば誰でも海外旅行ができるようになっていたそうです。船の中で出産すれば費用もかからず、見てまわりたい国々を周遊することもできる!これは一挙両得の名案だと思ったそう。
本当に船に乗り込み、世界へ出発した著者はヨーロッパ各都市を巡り、マルセイユから出港した船はエジプトに寄港。臨月にも関わらず大きなお腹でラクダに乗る著者の写真が載っています。(私も10年ほど前にエジプトでラクダに乗ったことがありますが、単身でも怖いもの…)
船の旅も最終日に近づいたクリスマス・イブの日、ついにノエルさんを出産します。
ノエルさんの名前の由来はまさにクリスマス・イブに産まれたことから。船長さんによって命名されました。
海外旅行をしながら出産までしてしまう。
私も海外を周遊はしたいけど…!絶対にリスクを先に考えてしまいます。ノエルさんを無事に出産できたのも、バイタリティ溢れる著者が引き寄せた力なんだろうなと思いました。
◎本書はこちらから!
https://amzn.asia/d/bf3d5Md