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10日間ロサンゼルス旅行エッセイ⑦

※本日のエッセイは内輪ネタ全開です。アーティストのアルバムで七曲目くらいにはいってるファンのみぞ知るスルメ曲のような物です。一応ハリウッドには行きますが意味分からない人にとってはマジで意味不明でイラつきます。でも一話くらいこんな話があってもいいなと思い書きましたので、勇気のある人は読み進めてください。


いきなりなんだよこの動画と思うかもしれないけど本日の話を進めていく中でまずこの曲を聴いて欲しかった。そう、このエッセイの中で幾度となく登場したレッドホットチリペッパーズというバンドのGive It Awayという曲だ。この曲のサビの部分を聴いてほしい。ギブルウェイ!ギブルウェイ!ギブルウインナー!と聞こえてこないだろうか。そしてボーカルのマッチョ野郎、アンソニーキーディスのカッコ良さが故の独特な挙動。貴方も真似したくならないだろうか。
案の定俺とアンソニー(友達の方。この通称もアンソニーキーディスからとっている)の中の内輪でめちゃくちゃ盛り上がっていた。待ち合わせで落ち合うときは挨拶代わりのギブルウインナ〜。
昼飯を食べる時もいただき....ウィンナ〜。
解散する時はしっとり...ギブルウィンナ。。
それに加えアンソニーキーディスの挙動を死ぬ程真似しまくった。まさにアンソニーフィーバータイムの真っ只中であった。(因みに俺達が真似していたアンソニーキーディスの挙動は以下の通りだ)

MVで謎のポーズを決めた上裸のアンソニーが画角外から登場してくるシーン。死ぬほどモノマネした。
上裸のアンソニーがロン毛を靡かせながら走ってくるシーン。なぜかスローモーション。主に待ち合わせで互いの姿を発見したが、距離が離れてる時に使う

そんな俺達の中で強烈にホットなレッドホットチリペッパーズだが、少し前あるニュースが飛び込んできた。

https://youtu.be/MBFRo8CGJn8?si=9_krsj0diNHaw8Oq

画像の通りレッチリがハリウッドで殿堂入りを果たし、バンド名が刻まれた星形のプレートが大通りに埋め込まれたというのだ。ハリウッドの大通りというのは世界中に影響を与えている名だたるスター達の名前が刻まれており、観光地となっている。

そう。本日の俺達のミッションはレッチリのプレートを探しあて、一緒に写真を撮り、ギブルウィンナーする事であった。

年末のハリウッドは人がごった返していた。日本語で話しかけてくる客引き。歌声を披露する少年。チップ目当てに有名アメコミキャラクターに変装し、写真をとろうぜ!って言ってくる輩。そこには大衆がイメージするエンターテイメントの国アメリカのノリが漂っていた。まず大通りで1番賑わっているエリアで幾つものビッグスターのプレートを目にした。


世界中の誰もが知るスター達が集まっていた。因みにここのスタープレートに名前が乗る著名人というのは毎年6月に20名ほどのノミネートされるアメリカのカルチャーに影響を与えた有名人の中から国民投票で選ばれると晴れてプレートとして埋め込まれるみたいだ。アメリカ中の人々がアンソニー(レッチリの方)を選んだという事なのか。

因みに個人的に嬉しかったのがこのプレート


そうこうしてるうちに日が暮れていた。いくら探し回っても全くもってレッチリのプレートがみつからない。

俺達は既に大通りのメインからは外れていて、もう諦めて帰ろうかと話していたが、地元のレコードショップを見つけた。最後に現地でレコードディグって帰ろうと思い、店の前に移動したその時、、、

あった.....!!俺達は興奮のあまりギブルウインナーの舞を踊っていると、おそらく現地の音楽オタクであろう青年が俺達を微笑ましそうにみていた。とりあえずその青年に写真を撮ってもらうようお願いした。

スマホを返してもらい、感謝の言葉と併せてアンソニー(友達の方)が決死の覚悟で青年に繰り出しのであった...!!

「せんきゅぅぅぅ!ギブルウェイ!ギブルウェイ!ギブルウインナ〜ァァァ...!!」

.......。
7秒間の静寂が漂った。

それもそのはず。勝手に日本人が解釈した空耳アワーの歌詞でGive It Awayを歌われても、アメリカ人からしたら意味不明な事をいっている東洋人でしかないのだ。

そもそもgive it away now!って歌詞なのにギブルウインナーってなんだよ。シャウエッセンかよ。

そんなこんなで俺達はレッチリのプレートを見つけるという目標も果たし、現地でレッチリが好きであろう青年ともパワーで押し切った形にはなったがコミュニケーションを図ることができた。

今日はとってもギブルウインナー。アメリカのマックでクォーターパウンダーを食べた。〜終〜

P.S.

次回はついにカリフォルニアディズニーに行きます。エッセイについては次回で挽回します。ほんとすいませんでした。

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