足跡に残すのは感謝だけ
旅をしていると、嫌な経験もします。
それは仕方ないです。
すべてが初めての旅なのですから。
何の話かと言うと「人生の旅」です。
20歳になったら、その人は「20歳」という経験を初めてします。
50年も生きていると人生のベテランの領域に入るのかもしれませんが、
50歳になった人は「50歳」を初めて経験するのです。
100歳の人は100歳を初めて経験します。
だから失敗も喧嘩もゴタゴタも嫌なこともやってしまうんです。
大事なことはただ一つ。
その足跡に恨みを残さないこと。
恨みが残ると、次の一歩がマイナスからのスタートになります。
恋愛が典型的です。
別れるとき、恨みつらみを持ったまま別れると、
次の出会いがよくありません。
傷ついても、「また一つ成長できた」と思えば、
苦しいけど感謝ができます。
私は毎日、仏壇の前で唱えている呪文があります。
四つあるのですが、その三と四がこれです。
「三、私たちの願い事、悩み事については、
既に最も良い時に、
最も良い状態で成就するレールに乗り、
神仏のご加護と共に、
お導きいただいていることに心から感謝すると共に、
未来の一切と結果のすべてをお導きに委ね、お任せします。
そして真心を尽くし、ニコニコと笑顔で、さわやかに時至るを待ちます」
「四、目の前に起きている出来事を通して、
大切なことに気付かせていただいたことに感謝し、
喜んで的確に処置するよう努めます」
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