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小さな本屋「KIMAMA BOOKS」
2月3日号の日本講演新聞の社説は
広島県庄原市にある「ウィー東城店」という本屋さんのことを書きました。
今、個人経営の田舎の本屋は本当に経営が大変です。
宮崎市にあって、僕の本もかなりPRしてくれた
「りーぶる金海堂」さんも今月いっぱいで閉店します。
どこも全国の地方の個人経営の本屋は厳しい冬の時代です。
そんな中で「ウィー東城店」はなぜ元気なのかという話です。
それは社説を読んでもらうとして、
あの社説に出てくる『本屋で待つ』をいう本は
夏葉社という島田潤一郎さんが一人で立ち上げ、
一人でやっている出版社です。
島田さんは二つ前のブログに書いた『古くてあたらしい仕事』の著者です。
それで二つ前のブログに最後に書いた
「KIMAMA BOOKS」に行ってきました。
なるほど普通の本屋にはない本がいっぱい。
本当に小さな本屋です。
たぶん四畳半の部屋暗いかなぁ。
でもワクワクする本ばかり。
これはヤバイと思いました。
買いすぎる癖があるからです。
とりあえず買ったのは
石井千湖さんの『積ん読の本』
装丁がいいし、12人の積ん読名人のインタビューがいいんです。
それから垂井真さんの『たまたま生まれさせられたあなたへ』
これはタイトルにぐっときて買いました。
それから飴屋法水(あめや のりみず)という演出家・劇作家の
『たんぱく質』という3,200円の本。
これは読むだけでストレスになりそうな構成になっている。
値段見て、「やめた」と思われたくないので、買いました。
これはちょっと読み切る自信はない。
そして店員さんのいわいあやさんお薦めの『冬の本』というやつ。