【感情】にスポットをあてて一点突破する広報戦略
僕はプロポーズ専門の花屋MORIYAの代表です。
元々は普通の店頭の花屋をしていたのですが、なんでも屋さんは同業者とどうしても比較され続けられるので、自分の強みに特化することに決めました。
こと広報という観点で言うと、プロポーズの花をメインに据え、店頭販売を止め、花鉢などの取り扱いもなくし、とにかくプロポーズのバラの花束を様々な方法で発信してきました。
広報の戦略を立てる時、まずは何の【感情】にスポットをあてて、何を想像してもらうのかということになろうかと思いますが、MORIYAで言うと、【憧れ】を前面に押し出すことにしました。
一般的な花屋さんのマーケティングで言うと、男性側に【プロポーズする男性はカッコいい】みたいなプロモーションをすることが多いように思いますが、同じことをしても面白くないし、大切なのは二人の絆を確かめ合うことだと感じたので
【憧れ】という共感をテーマに、女性に対して、この花束が欲しい!
この花束を受け取っているご自身をイメージしてもらうための表現を繰り返してきました。
それが功を奏し、現在では日本全国からプロポーズの花束をご依頼いただくことになり、新たな需要の創出に寄与していると自負しています。
お客様からもプロポーズ成功のご報告をいただくことも多く、実は彼女からこの花束欲しいなぁっと、日常の会話の中から覚えてくれていた彼氏さんからのご依頼というのも多く、お二人で喜びを分かち合うお写真を頂戴することが増えてきました。
これからも世界で一番最高のプロポーズの花束を作る人で居続けます。