振り返りのコツ
書くことが好きです。
昔から日記を書く習慣があります。(小学校4年生から!でも、毎日ずーっと書くというより、書きたいと思った時に書く気ままな日記)
振り返りが特に好きで、今まで試した振り返りの方法は数知れず。
その中でも、役にたった振り返りの手法を書いてある3冊の本を紹介しよう。
1.モーニングページノート 『ずっとやりたかったことをやりなさい』ジュリア・キャメロン著
この本の中に出てくる基本ツールで、朝、起きたらとにかくノート3ページに書きまくるというもの。自分の頭の中で考えている思考はジャンクなものが多く、それをひたすら3ページ書く。それを脳の排水という表現を著者はしている。私はコーチングのクライアントさんにオススメしている方法は、まずコレ。
小さいノートではなく、できれば最低でもA5ぐらいのノートの3ページを書く。「ああ、雨が続くなあ。退屈だなあ。あの仕事やらなくちゃ。」など、そんな呟きに近いものも含めて、ひたすら書く。書くことで自分が何を考えていたのかに気づく。無自覚に頭の中で流れているものを書いて、外に出す。排出するのだ。3ページ書いているうちに、気持ちが整理されてくるので、最後は、ポジティブなことで締めくくるのがポイント。そして、書いたものは振り返らない!だって書いてあることは、ジャンクな思考だから!
2.チャンス日記 『ミーニングノート』山田智恵
1のずっとやりたかったことをやりなさいの、ジュリア・キャメロンもそうだが、この山田さんも人生どん底の時、どうしようもなくて書きはじめたことが、1日あったいいことを3つ書くというもの。でも、あまりにもいいことなくて、コンビニのチョコが美味しかった、ぐらいしか書けなかったこともあるらしい。いいことがないと思っていたところが、いいことが目につくようになり、さらに、日常的に振り返っていると、これをチャンスだとしたら?と考えて、無理くり1日3つのチャンスを書き出したそう。そして、それを1週間ごと1ヶ月ごとに振り返ると、あれれ!これはチャンスかも!と、チャンスの芽を見つけられるようになったというもの。これも毎日、3行でもいいから今日あったことを書き出しておく。そしてしっかり振り返ることがポイント。チャンスに関する感度を上げようというもの。
3.銀河のマヤカレンダー(情報ダイヤリー)
今年に3月からはじめてものすごくハマった振り返り方法。
銀河のマヤカレンダーのリズムは13と20のリズムだ。銀河のマヤカレンダーの1年は260日間。52日間ごとに起(赤)・承(白)・転(青)・結(黄)でエネルギーが変わる。その52日間のうちまた4分割されていて、そこでも起・承・転・結がある。今年は3月30日から新しい銀河のマヤカレンダーの1年が始まった。日々、そのカレンダーにどんなことがあったかを書き込む。
そして、13日間ごとに振り返りをするのだ。
ちゃんと起承転結のエネルギーが流れているのがわかる。起(赤)の時に始まったことは、次につながっていく。だから、最初の13日間はどんなことをやっただろうか?と書いたものを振り返ると、テーマが浮かび上がるはずだ。それが承(白)の時期には、それがさらに推し進められる。だから、とにかく、毎日記録をちょっとでもいいので、書き込んで13日ごとに振り返ると、流れが見えるので、それに注力したら、それが展開していく。
13という数字は、スパイラル上昇する数字だ。
どんどん成長が加速する数字なので、13という数字を意識してみるといい。
4.そして、誰かと振り返りをする!
一人で書いたものを一人で振り返りをして、それをノートに書くのも気づきがある。そして、誰かとそれをシェアしあうのも、気づきはさらに深まる。自分とは違った視点からフィードバックされたり、相手の振り返りを聞いて気づくこともしばしばある。それはジューシーな豊かな時間となる。そして、振り返りは反省とは違う。どんなことを起きて、どんなことを感じたのかを話す。自分を責めるものではない。くれぐれも自分を責めないように。振り返りは、クリエイティブなものだ。一緒に振り返れば、互いに成長しあえる関係になれる。
気づいたら、自分がものすごく変化、成長しているのを感じるでしょう。
昔は振り返りは、反省することと誤解していたので、苦痛でしたが、今は自分の流れを見つけ、強みや大事なことを確認できるものとして、とても大好きだ。よかったら、やってみてほしい。振り返りは、ノートとペンがあればどこでもできるのだ。
振り返りのコツを、コーチングのクライアントさんに向けてメモとして渡そうとしたが、ひょっとしたらNOTEにまとめた方がいいかも!と思って、書いた。
こういうことも、パパッと書けたのも、クライアントさんのおかげだ。感謝!!振り返りを楽しんで!!