MORIDaisuke

公共界隈のITコンサルタントです。公共業界のクラウド、セキュリティ、プライバシーあたりの記事を書いていきます。

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最近の記事

マイナンバーカードがスマホに搭載されると何が嬉しいのか

こんばんは。MORIDaisukeです。 本日5月30日、マイナカードをiPhoneに搭載できる機能が正式に発表されました! これはマイナカード界隈&デジタルID界隈の私としては、ずっと正座して待っていた機能です。 機能のリリースは2025年春とのことですが、せっかくの機会ですので「そもそもマイナカードをスマホ搭載できると何が便利になるの?」という点を、私の考えでまとめてみようと思います。 おことわり このnoteは私の個人的な考えをまとめたものです。業務上知り得た

    • テレワーク部屋を照度3倍にしたら最高だった話

      6畳のテレワーク部屋に20畳用のシーリングライトを設置して照度を約3倍にしたところ、実に快適で最高でしたので報告します。 導入したシーリングライトは定格光束最強クラスの11,000lm(ルーメン)。 交換前と比べて定格光束が約3倍になったので、ざっくり照度も約3倍になったはずです。 前提・おことわり自宅のテレワーク環境を前提とした話です。私は普段ほぼフルリモートで働いています。 仕事は基本的にペーパーレスです。紙の資料や紙の本を読む機会はありません。 私は視力が悪く、

      • タイ王国のガバメントクラウドについて調べてみた

        なぜなのか先日はXでの投票ありがとうございました。 ユーザニーズを尊重し、このnoteではタイの情報をお届けしていきたいと思います。 おことわり 機械翻訳で斜め読みした内容ですので、間違ってたらごめんなさい。 情報の出典元はほぼGDCCのWebサイトです。 https://gdcc.onde.go.th/ とてもモダンで格好良いサイトです。我が国も見習ってほしい。 タイ政府のガバメントクラウド「GDCC」GDCC (Government Data Center a

        • 各国のデジタルアイデンティティガイドラインを集めてみた

          先日タイのガイドラインを読んだのが思いのほか楽しかったので、今後読んでみたい各国のガイドラインやレポート類を集めてみました。 記事というよりは、各文書を斜め読みしたメモ付きのリンク集になっています。その点はご容赦ください。 「アレが抜けてんぞ!」とか「間違ってんぞ!」ってところがあったら教えていただけると嬉しいです。>デジタルID界隈の先輩方 米国 NIST SP 800-63 Digital Identity Guidelinesアメリカ国立標準技術研究所(NIST)

          タイ王国のデジタルアイデンティティガイドラインを読んでみる

          昨日、第10回FIDO東京セミナーに参加しまして、そこで紹介されたタイのデジタルIDの資料が個人的にちょっと気になる内容でした。 思い立ったが吉日。早速タイ王国のデジタルアイデンティティガイドラインを読んでいこうと思います。 おことわり この記事は米国のデジタルアイデンティティガイドラインであるNIST SP 800-63を読んだことがある人向けの内容です。 超ざっくりの斜め読みです。私が気になったところだけをピックアップしていきます。 ガイドラインはタイ語(タイ文

          タイ王国のデジタルアイデンティティガイドラインを読んでみる

          マイナンバーカードの機能が多すぎる!

          デジタル社会のパスポートとも呼ばれるマイナンバーカードは、対面・オンラインでの本人確認を行うための様々な機能を有しています。 私は公共業界でデジタルアイデンティティに関する仕事をしているのですが、マイナンバーカードは調べても調べても知らない機能が出てきて、いまだに全容を把握しきれていませんでした。 そろそろちゃんと整理して理解しなければと思いまして、自分用のメモとして公開情報を調べながら、このnoteにとりまとめていきます。 おことわり このnoteは私が個人的に調査し

          マイナンバーカードの機能が多すぎる!

          続・ガバメントクラウドを公開情報から読み解く(AWS編)

          はじめに前回のnote「ガバメントクラウドを公開情報から読み解く」ですが、お察しのとおり見事に何も読み解けていません。タイトル詐欺で本当にごめんなさい。 しかしながらAWSに絞ってみると、AWS Summit等の資料などからもう少しだけ読み取れる部分がありますので、今回はその内容をまとめていきます。 ほぼ個人的なメモ&リンク集ですのでヤマやオチはありません。ご容赦ください。 おことわり 私はお仕事でもガバクラを扱うことがありますが、この記事の内容は全て公開情報(かつ、な

          続・ガバメントクラウドを公開情報から読み解く(AWS編)

          ガバメントクラウドを公開情報から読み解く

          こんなことを言っている奴がいる このツイートを見返すと「なんか大口叩いてるけど、お前は本当にガバクラの公開情報を把握してんのか?」と小心者の私は不安になるのです。 今回はこの不安を払拭するという個人的な目的で、ガバクラの公開情報をまとめていこうと思います。 要はただのリンク集です。オチとかはありませんので期待せずにお読みください。 おことわり 私はお仕事でもガバクラを扱うことがありますが、この記事の内容は全て公開情報(かつ、なるべく無料のもの)に基づくものです。業務上

          ガバメントクラウドを公開情報から読み解く

          基本4情報での名寄せは難しい

          先日は住所の件でお楽しみでしたね。 私も楽しくなってしょうもないツイートをしたところ、@masanorkさんから有用な情報をいただいてしまいました。 このとき、私はごく簡単な「名寄せの難しさ」の社内研修資料を作っている最中だったのですが、この情報が大変参考になりました。 一方、私だけが得をしているのがなんとなくムズムズしてきたので、ここにアウトプットしてスッキリしようと思います。 なお、住所については話題の記事で十分すぎると思いますので、この記事では残りの3情報である「氏

          基本4情報での名寄せは難しい

          我が国のIT戦略の歴史をざっくり振り返る

          愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶと言います。 愚かな私は賢者の物真似をしようと思い立ち、まずは政府のIT戦略の歴史を学ぶことにしました。 このnoteは何ですか?ただのリンク集です。私が自分で使うために整理しました。 お酒を飲みながらまとめたので、簡単なコメントやボヤきが入っています。 元ネタは(旧)IT総合戦略本部の以下のリンク集をベースとしています。 ほぼ全ての文書が現在リンク切れしていますので、国立国会図書館のアーカイブ事業であるWARPを利用しています。 「平成

          我が国のIT戦略の歴史をざっくり振り返る

          政府のクラウド活用の歩みをざっくり振り返る

          最近、公共界隈ではガバメントクラウドが本格スタートしました。 この記事ではガバメントクラウドの成り立ちの背景理解を深めるために、政府のクラウド活用のこれまでの歩みを公開情報ベースでざっくり振り返っていきたいと思います。 なお、この記事は以下のツイートを骨子として、情報をまとめ直したものです。 おことわり私は「当時をよく知る関係者」ではありませんので、解釈が誤っていたり重要な経緯が抜け落ちていたらすみません。ご指摘をお願いします。 この記事は過去の歴史や経緯を整理・把握す

          政府のクラウド活用の歩みをざっくり振り返る

          このnoteについて

          お前は誰なのか森 大輔と申します。 公共界隈(中央省庁、地方公共団体等)のITコンサルタントです。 クラウド、セキュリティ、デジタルアイデンティティを専門としています。 なぜnoteを書くのか基本的に自分のために書きます。 調べものや考え事を記事としてアウトプットすることで、自身の理解度を高められると良いなと思っています。 なぜnoteを公開するのか同じテーマに関心のある方々とのコミュニケーションのきっかけになると良いなと期待しています。 何を書くのか公共×専門性(クラ

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