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日本経済新聞 夕刊「人間発見」に連載していただきました

この度、日本経済新聞 夕刊の「人間発見」にて 4日間にわたり連載していただきました。リアルなノンフィクションのストーリーです。ぜひご一読いただければ嬉しいです。

■人と企業に化学反応を(1)

「人間発見」は私も大ファンの連載記事で、この度はとても素敵な記者さんとのご縁の中で、私の人生の一部始終を受け止めていただきました。その中で抜粋した私の生き様を記事にしていただきました。「共感・受容」というジャーナリズムを感じ入りました。

波乱万丈の人生模様の記事。数十年前の人生のターニングポイントとなった数々のシーンに私自身が回顧しながら懐かしんでおります。

■人と企業に化学反応を(2)

間違いなく影響を受けた、大好きな父です。一緒に写っている女の子は誰?(笑)はい、いなかっぺ丸出しのワタクシです。

小学生の頃はスター誕生に出るぞ!と“中森明菜”に憧れ無謀な夢を抱いていたことも、いまもこんなに多感な私でいられるのも、自然の営みをダイレクトに感じ大自然に囲まれて育ったからに違いはないのですが…あの頃は田舎の環境がコンプレックスのカタマリでした。

そんな私でしたが、家族やご近所の親戚、友人、先生・・・みんなから愛情をいっぱいに受けて育ってきたことが今の私に脈々とつながっています。

■人と企業に化学反応を(3)

私のビジネススタイルの大きなパラダイムシフトのきっかけになったアシスタントとの一コマ。私が仕事量に埋もれそうになり、「これが私の限界かも・・・」というバイアスを取っ払ってくれたのが彼女。

彼女がアシスタントとして私のパートナーとなってくれた日のことはいまも忘れません。愉しいことも、嬉しいことも、悔しいことも、苦しいことも、
一緒に笑って泣いて・・共有できるパートナーの存在は、本当に心を強くしてくれます。

遠方に住んでいたにも関わらずいつも早朝から終電ぎりぎりまで一生懸命仕事してくれました。より一層私がこの仕事にのめりこむことになったターニングポイントの一つに間違いありません。

その後も、アシスタントのみんなは歴代数えると十数人超…皆んなそれぞれやりたいwillを見つけて大活躍!今でも大事な同志となっています。

そして・・私の父が経営する会社の倒産。一部の方にはカミングアウトしてきましたが、私の人生にとって大きな大きな意味のある出来事であることは間違いありません。実家もなくしました。家族もバラバラです。「一家離散」ってこういうこと。生家の実家で過ごした最後の夜のことは思い出すたびいまも胸が痛みます。

でも故郷を失ったわけではありませんでした。そこから10年ぶりに中学の同窓会への同級生からの誘いに、勇気を絞って参加したときの「おかえり」という言葉には思わずトイレで号泣してしまいました。

■人と企業に化学反応を(4)

今の私の心の大半を占めるのは子供たち。特に多感な次男は反抗期の真っただ中。いろいろあります。子供たちにどんな背中を見せたいのか、見せられるのか・・

初めてカミングアウトすることも・・友人にどころか公にも開放し、もう丸裸状態ですが、これも悪くないです。
丸裸となったここから どんな色の洋服を着ようか、髪型も変えてみようかと・・セルフブランディングもリスタートです。
51歳。まさに人生の折り返しコーナーを回ったところで覚悟を問われる素晴らしい機会になりました。

100年人生の折り返し地点のコーナーを回ったところで自分のルーツをたどり、ターニングポイントとなった思い出を慈しむ・・あの時のDots(点)が今につながっている。そして多くの方からの励まし・エールを頂きながらここまでたどり着いたことを改めて悟りました。

本当にありがとうございます。

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