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「アウシュヴィッツ」について学んだ

土曜日に神奈川県が運営している地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)で放映された「アウシュヴィッツ」に関連する映画を見に行った。

事前にWeb予約、なんと500円で鑑賞できた。120席の映像ホールは、ほぼ満席。

この映画は、第二次世界大戦終戦後10年ほど経った時期の話。

若き男性の検事が主人公。

この主人公は「アウシュヴィッツ」で何が行われていたか知らなかった(知らされてなかった)。

当時のドイツ人は、戦時中にポーランドに住んでいたユダヤ人が、「アウシュヴィッツ」の強制収容所内で惨殺されていた事実を知らない人が多かったようだ。

この弁護士もあるきっかけで知ることになり、『正義』という大義を持って、

当時「アウシュヴィッツ」の強制収容所で惨殺に関わっていたドイツ人に対し罪を償わせるために、

時効が成立していない殺人罪等で逮捕起訴し、裁判を実現させるまでの話だった。

この裁判をきっかけにドイツ人の多くは、「アウシュヴィッツ」で行われていた現実を知ることができたそうだ。

勇気を持って戦い続けたことで真実が闇に葬られなかったことに感銘を受けた。

鑑賞後は、同じ建屋内で、ナチス・ドイツによるユダヤ人惨殺から救出することに尽力した世界各国の救出者についてパネル展示している会場に行った。

外交官6人、実業家4人、聖職者3人、レジスタンス3人、軍人3人、社会事業家・一般人4人の方が紹介されていた。

外交官の1人には、日本人「杉原 千畝」氏も含まれていた。

映画「シンドラーのリスト」で知ったシンドラー氏、そして小学生の時に教科書で知った「アンネの日記」に関わっていた人も紹介されていた。

このような正義を貫き、少しでも多くの人の命を救おうとした人たちがいても、当時ポーランドにいた約340万人のユダヤ人の内、300万人がナチス・ドイツによって殺害されたことを知り、戦争の残虐さを痛感した。


「戦争を知らない子供」の1人が、このような学びを通じて、平和を継続していくことの大切さを改めて感じた1日だった。


のびのびFIRE日記DAY315

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