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「デジタル変革を成功に導く 5つの脳力 5つの筋力――デジタルマイオピアに陥らない経営」を読みました
この本は従来のように単純にDX化を進めないと事業は成長しないという短絡な考えではなく、オンラインとオフライン両方を組み合わせないと変化の中で生き残れないという様々な事例が紹介されています。
まずオンライン中心のIT企業はデータ活用やシステム開発のスピードが速い点は強みとなるが、一方で物流や店舗などを活用したオフラインの価値を提供するのは難しいので、いかにオフラインに強い会社と組んで価値を提供するかについて事例が紹介されています。
またその逆もしかりで流通系企業やメーカーはデジタル系のIT企業と組むことでデータとAI活用でより生産性の高い事業展開が可能となっています。
これは仕事の仕方についても同様でデータやロジックという面も大事ですが、人の気持ちに寄り添うEQ領域も大事でいかにその時その時でバランスをとるのかが大事なのだとか。
自分自身今までどちらかというとITサービス中心にロジカルに考えることが多かったのですが新しい目線で事業を見ることが出来ました。新規事業や既存事業にイノベーションを起こしたいという方にお薦めの本です。
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