「CLEAR THINKING(クリア・シンキング)大事なところで間違えない「決める」ための戦略的思考法」を読みました
この本は戦略を決める上での様々な思考法について書かれています。正直すごく学びになりました。学びになった点をいくつか書きます。
本能的に反応することをデフォルト反応と呼び、この反応にきちんと対応出来ることが重要。例えば集団に適応したいがために流されるとかダイエットしたいけど食べてしまうとか人間は本能で動いてしまうことが多い。
世の中運で決まることが多く結果がどうなろうと腹くくれることが大事。自分の弱みや限界を知った上でどうするかを考える。採用後に成果を出せる人は自尊心を捨て誤りを正せる人。
問題を定義するのと解決することを分ける。重大性と可逆性の2つで考える。可逆性が高ければすぐに始め、可逆性が低いものは情報が集まるまで寝かせておく。最悪の場合も想定し対応した方が良いか放置した方が良いか考える。情報がないと正しい意思決定は出来ない
結果は運なのでプロセスを大事に。そしてどういうプロセスで意思決定したのかを可視化し批判を受け入れる。
意思決定は大事だけど本能的に意思決定してしまうと失敗の確率が高まる。意思決定の質を高める上でとても参考になります。全ての経営者にお薦めの本です。