「なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践」を読みました
この本は組織が変わるために何をすれば良いか書かれている本です。
まず大人になると脳の成長が止まるというのはうそで、どんな成長があるかというと環境順応型知性、そこから自己主導型知性、更に自己変容型知性へと成長します。
成長する組織においては新しい考え方を受け入れ、柔軟に対応し、積極的に権限移譲を行っている。
官僚型組織では業務管理上の問題と政治的な問題ばかり話題にしてマーケティング上の実務にかけている時間が足りない。
新しいリーダーシップは、優れた人材を引き付け、育てる、部下に方向性を示す、予算などの資源を獲得するために戦う。
変革に成功する人は思考様式と行動を両方変えた。
自分の思考と感情と行動を鋭く観察し情報として活用した。
思考様式を変えた結果、選択肢が広がった。
明確な意図をもってリスクを伴う行動に踏み出し、現実のデータに基づいて評価基準を獲得した。
やはり変わるためにはステップを作り、自己認識を高めて、継続的に変わり続けることが大事ということですね。
企業の人事担当役員に読んで欲しい本ですね。