森で毎日開発日記〜グザヴィエ・ドランの新作。110日目〜
毎日の映像制作についてや、それにまつわる出来事を日記にしています。今日で110日目。
今日は早朝に映画館へ出掛けた。
8時15分。ドランの新作。
季節の変わり目? 早朝の映画館の冷房がキツくて、寒さにやられ眠くなりながら、脳みそボンヤリさせて観るのが逆にドラッギーで良かった。少し体調崩したけれど。
ドランのフィルターを通して恋愛を描くと、それは同性愛異性愛の境界を超えて「ドランのラブロマンス映画」になるようだ。国の違いだけではないだろう、想い人の癖の強さに目を見張る。演出も合間って、一目でありきたりな作品ではないことが分かる。
ひりつくような緊張感の中、レンズ越しに彼を見守るドランの眼差しには“君の名前で僕を呼んで”のような、瑞々しい愛情のピュアさを感じる…などと思いながら見ていたら、本当にあれに刺激を受けて撮られた作品だったらしい。自分はルカ・グァダニーノのフリークなので、そういった逸話は垂涎ものである。
“君の名前で僕を呼んで”から新たな系譜が生まれているのだとすれば、それは凄く嬉しいことだ。愛無くして人は生きられないよな。常々そう思う。
帰ってきてからは3Dモデルのヘアスタイリングを引き続き。体調を崩し気味で集中力が持続せず、正直捗らなかった。この季節むずい。マジで。
ペペロンチーノを攻略した点を自画自賛したい。ここ数日、試行錯誤しながら変な味の激辛スパゲティを量産していたのだけれど、諦めてレシピ見たらきちんと美味しいやつが作れた。ポイントは乳化にあったようだ。パスタの調理は時間管理が肝だと思う。改善の余地はまだあるため、引き続き追求の姿勢は緩めない。
明日はキングオブコントだ。芸人さんからはいつも、人生に向き合う勇気をもらえる。自分も頑張る。
優勝はジャルジャル、準優勝はニッポンの社長と予想している。
寝ます。