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森で毎日開発日記~ほうじ茶の心。240日目~
SubstancePainterのPythonスクリプト、引き続き制作中。
もうしかしたらディグが足りないだけなのかもしれないけれど、今日時点での最新バージョンではテクスチャセットにスマートマテリアルを追加したり、レイヤーにマスクつけたり、そういったsubstance painterらしい実務的なアクションをスクリプト側から動かすのは難しいようで、それを踏まえてどうスクリプトを組むのか考えるのが大変だった。時間をかけて慣れてきているから、これは備忘録をどこかで書いておきたい。
作業の傍らBGMとしてかけているアニメの美味しんぼがずっと面白い。
美味しんぼでは主人公「山岡」が実父兼好敵手である「海原雄山」を人間の屑だとして憎んでいるという描写が頻発するのだけれど、その決定的な要因として挙げられるエピソードが「昔、母親が病床に伏す状態にもかかわらず、雄山はそれを起こしてほうじ茶を淹れさせ、その所為で彼女は早死にした」というもの。
これは山岡自身の口から語られるため、一方的に聞くとどうしても山岡側に肩入れしてしまう内容だけれど、これの雄山と母親側の言い分のような話を今日観て、思わず考えさせられた。
詳細は省くけれど、妻にとって夫の成功が自分のことのように嬉しいことなのだとすれば、そのためのサポートは惜しまない。というような感じ。
一切共感できない論を芯喰った雰囲気で展開するものだから、そういうこともあるのかもしれない、と思ってしまった。
詳しくはNetflixで観れる美味しんぼシーズン3エピソード16「ほうじ茶の心」からどうぞ。
https://www.netflix.com/watch/80203715?trackId=200257859
時代遅れな価値観はアップデートしていくべきだという考えがあると同時に、理解できない価値観でも否定せず歩み寄るべきだという考えもある所為で、何が自分にとってよろしいものなのか分からなくなることがある。
その迷いが嫌いでは無くて、迷いこそ人生だと能天気に生きてきたわけだけれど、お陰で随分と芯の無い自分になってしまったものだと時々思う。
寝ます。