【魅力シリーズ1】法律②
おはようございます、森です。
昨晩に引き続き、魅力あふれる法律について記そうと思います。
(ちなみに、昨日は法律がいかに解釈の余地があるか、ということについて記しました↓↓↓)
なぜ法律にこんなにも解釈があるのに、日本筆頭に法治国家は成り立つのか。
法律の解釈には様々な説があります。
どれが正しい、とか、これは間違っている、とかはありません。
どれも解釈が違うだけで、1つの文字に対していろいろな人がいろいろなことを総合的に考慮した結果導き出したものです。
なので、言い方を変えると、どれも正解です。
ただ、どれも正解なのが大前提なうえで、様々な説が幅広く裁判の場所等で使用されると、それこそ法治国家は成り立たなくなります。
なので、一般的に解釈が多いものを"通説"と呼び、主にそれに従って解釈をすることが多いです。
さらには、判例と呼ばれる最高裁判所の意見を記したものは、大きな影響力を及ぼします。
判例で記されている解釈が、通説となることがほとんどです。
なので、基本的には最高裁判所の判例に従って法律は運用されます。
もっとも、最高裁判所の解釈も日々アップデートされています。
その時代、その時の情勢に合わせて、本当に様々な事項を総合考慮したうえでご判断されているのだなって考えると、最高裁判官たちの間でどのような会話がなされているのか、とても聞いてみたい限りです。
何事にも絶対はない、法治国家である一方でしっかりと柔軟に日本が国力を向上させられるように絶妙なバランス/抽象度で策定された法律は奥が深すぎます。
まだまだ魅力がありますので、それはまた別途記します。
皆様本日も素敵な1日をお過ごしください。