駐妻2年目。人間関係について思うこと。
トロントで駐妻になってから1年が経ちました。
極寒に耐えること、荷物が届かないこと、ご飯が口に合わないこと、色々な側面からストレスを抱えた1年目でしたが、その中でも一番苦労したのが
「人間関係」
新たな地での友達、いや仲間探し。
それはまるで「恋人探し」と同じ。そう感じました。
仲間がいなくても逞しく生きていける人が羨ましいが、私は同じ環境を生き抜く上で励ましあうことで日々のストレスを発散できるので、仲間探しに必死でした。
自然と会うことはなかなか難しい状況なので
出逢うためには何かしらのアクションは必要。
SNS、同じ学校、公園でナンパ?
出逢ってなんて声をかけるのか?どう距離を詰めるのか?
連絡先を交換した後いつ誘うのか?
初回のランチでの振る舞い、どれくらい素を出すのか。などなど
初回ランチをしてからは、自分の本来のパフォーマンスを出せず落ち込むことも。
この1連の流れを私はこの1年20回繰り返しました笑
でも結局定期的に会う人は一握り。
つまり気が合う人、気軽に会える環境の人なんてそうそういない。
そして私だけでなく、ここで出逢った駐妻同期や先輩も何かしら人間関係で苦労していました。
つまり大前提、人間関係がスムーズに構築されることはなく、何かしらの誤解や衝突、タイミングの違い、熱量の違いで関係が進展しないこともが多いことを学びました。
そこで心が折れないために大切にするようになって3原則があります
・自分を否定しない、ネガティブにならない
・行きたくない、やりたくないことは無理しない
・特定の人に依存しない
3原則についてもう少し詳しく書きますね。
・自分を否定しない、ネガティブにならない
断られたからといって「自分が悪かった」とか「自分に魅力がなかったから」とネガティブにならない。「出逢った人全てに好かれることは難しい」常に「嫌われる勇気」を持ちあわたほうが気が楽になります。
ただ合わなかっただけ。割り切って、前に進む。
・行きたくない、やりたくないことは無理しない
誘われて「行きたくない」のに出向く必要もないと思う。いつしか「会わなきゃ行けない」ストレスに追われるのも健全な関係とは言えない。
海外生活、ストレスを増やす必要なんてないんです!!
・特定の人に依存しない
トロントで心から繋がれる友人に出逢うことができました。
でもいつしか拠り所にしすぎている自分がいて、意識的に距離を保つように心がけました。嫌いになったわけではなく、お互いのために必要な「距離」ってあると思う。「仲良し」と「依存」の境目は常に見極めるようにしてます。
だから結局は海外で生活するって常に「一人時間を楽しめたもの勝ち」だと思うのです。拠り所はありつつも一人時間をいかに充実させるか。
それが私にとっては海外で生き抜くベストバランス。
私の場合、週に2回以上は仕事と家族以外、「人と会わない」というマイルールがあります。在宅勤務をしていることもありますが自分のペースを大切にしている、と言う点もあります。
駐妻の悲しいところは気が合う人が見つかっても
急な帰国や、帰国ラッシュがあること。
なのでやっぱり大前提、家族や一人時間を充実させつつも視野を狭めず、素敵な人がいたら「話しかけてみる、アクションを起こす」。断られても気にせず切り替える!そういったマインドを持ち合わせることが大切なのではないでしょうか。
1年前の私に伝えてあげたい。笑