広報PRにコストはかからないは嘘。
昔からですが、「広報PRはコストがかからない」とよく言われています。
そんな言葉を聞くたびに悲しくなるのは私だけでしょうか。
特に「広報はお金をかけなくてもできる」「広報はお金のいらない宣伝だ」という方は100%実務を知らない人です。経営者などの立場の人の中にはセミナーや広告などを見たり聞いたりして、「広報=タダ」だけ記憶している都合のいい頭の人がいます。
そんなにタダでやりたければ自分でやってください。というのが広報を担うものとしての意見です。
実際には「メディアの購読費用」「広報ツールの導入費用」「PR会社への発注費用」「勉強会などへの参加費用」「交際費」など数多の費用が掛かります。
もちろん、コミュニケーションを考える上では広告出稿をしたりすることも広報の戦略には入ってきます。
そして前提となるのは広報を担当する人の人件費です。
広報業務をやろうとしたら多岐にわたる上、一つ一つに専門性を必要とします。外注ができないのであればその分業務を絞らなくては担当者を潰すことになります。
広報は営業などと同様にコストもかけないといけない部署です。