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PR会社を選ぶには?良いパートナー探しのために。

今回は事業会社がPR会社をパートナーに選ぶ際に考えたほうが良いことについて書いてみたいと思います。

PR会社との契約は年間ベース(リテイナー)と案件ベース(スポット)があります。
今回は特に年間ベースでの契約の時に注意したほうが良い点をお話します。

PR会社を選ぶときに絶対にしてはいけないのは金額で決めることです。
なぜ金額で決めてはいけないかというと、安い会社が良い仕事をしてくれるとは限らないからです。

PR会社は自社を担当してくれる担当者の力量に大きく左右されます。

PR会社で最も大きく費用が掛かるのは人件費です。
そのため、「安い=若手が担当」や、「安い=案件を多くこなさないと利益が出ない」という状態になります。
そのため担当者の経験が足りなかったり、自社にあまり時間を割いてくれなかったりとなる場合が多いです。


では何を基準に選ぶのが良いのでしょうか。
①チーム編成
②担当者の経験
③依頼したい業務

①チーム編成
 PR会社は複数名で担当を持つことが一般的です。もちろん費用との兼ね合いもありますが、一人で担当する場合は基本的にそれなりに経験を積まれた方になります。
 例えば、3人チームで担当してくれる場合は管理職級1名、中堅1名、若手1名などの組み合わせになります。
 特に中堅の人が一番のメインになるのでこの人に注目してください。
 コンペをする場合に中堅どころの人が説明をしていればベストです。多くは管理職級の人が説明しますが、実務で最も手を動かすのは中堅・若手です。その人の力量を見るためにしゃべってもらうことが必要です。

②担当者の経験
 担当者は守秘義務の関係などから同業他社を担当することは基本的にありません。ですが、まったくの未経験業界では業界を知るまでに時間がかかってしまいます。
 そこで、過去に同業他社に関する経験があるか、近い業界を担当した経験があるかなどを確認してください。
 消費財メーカーなら消費財メーカーの経験、無形商材なら無形商材の経験などがあるかどうかです。

③依頼したい業務
 PR会社にどこまでを依頼するのかが重要になります。
 ニュースリリースなどの作成を依頼事項に入れるのであれば実際に文章力を見るために書いてもらうのもありです。
 そのほかにもクリッピング作業がいるのか、メディアリレーションをメインにするのか、部門の立ち上げをメインにするのかなどどのような業務を依頼するかを明確にしてください。
 また、評価をしっかりとするため、何が評価基準になるのかを明確に伝えることで施策を立てていきやすくなります。

わからないからPR会社に丸投げするのではなく、何をしたいからPR会社に頼むのか明確にしてください。

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