見出し画像

「まだ子ども料金で大丈夫だよ!」

不正乗車を繰り返していた詩織さん:「裸で泳ぐ」を読む

中学生なんて正式にバイトができる年齢でもないのに、なんでいきなり、小学校から中学校に上がっただけで料金だけ「大人」になるんだろう。

まだまだ子ども扱いなのにどうして料金だけ変わるのかという問いに答えてくれる人はいなかった。だから納得はしていなかった。そんな私は、まったく罪悪感もなく、子どもとして乗車しようとしていたのだ。

子ども料金で乗ったのは、これが初めてではなかった。

<全文>「伊藤詩織さん、真実から目を背けないで」 8年半支えた弁護士が指摘する「映像無断使用」「約束違反」

 映画の終盤に、彼女と弁護団との方針が対立する場面があります。映画では、弁護団は彼女の意向に従わず、彼女が孤立していくような流れに観客が感じる場面です。

 この場面において、私は、彼女と自分との会話が無断で録音録画されていることを、映画を見て初めて知りました。そして、弁護団が彼女の意向に従わず、彼女が孤立したと見せるそのストーリーにショックを受けました。

 なぜなら、実際の訴訟では、ドアマン(ベルボーイ)の証言を書面化して、一旦結審した訴訟手続の再開を求める手続きをとり、彼女の意向を尊重したからです。

 この場面は、私が昨年10月21日の司法記者クラブでの会見時に、この映画を見て私の心が「ズタズタにされた」と言った理由のひとつです。

…みなさんも「ちっ、こんなめんどくさいルール守りたくない、ズルしたい」と思う時があろうかとは思います。自分もそうですが、でもやっぱり世の中のルールというものは守る習慣にした方が結果的に自分の身を守れます。ニューヨークのキャバクラでバイトしてた時もおそらく...と思いますので最終的には自分の身を滅ぼすきっかけになりかねません。嘘つきは泥棒のはじまりとはよく言ったものです。みなさんもくれぐれもお気を付けて。

#伊藤詩織
#BLACKBOXDIARIES
#アカデミー賞
#使用承諾
#佃克彦
#西広陽子


いいなと思ったら応援しよう!