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魔術における「右手」と「左手」の使い方
今回は、魔術において「どちらの手を使うのが効果的か」というお話をします。
これは何も魔術だけではなく、パワーストーンをどちらの手につけるか、とか、人から何かをもらった場合には・・・等、ここを読み始めたばかりの魔術見習いさんでも応用できる方法がたくさんあるのですよ。
さて。
前回の記事では、魔術の儀式で使う「パワーハンド」についてでした。
未読の方はこちらを先に読んでいただいた方が今回の話の理解が深まりますので、ぜひ。
魔術における「利き手」と「右手」の違い
すご~くややこしくて申し訳ないのですが、
魔術の世界においては「右手」と「左手」の役割が決まっておりまして・・・
これは「利き手」「そうではない手」の話とはまた異なります。
利き手が右手という方はすんなり理解できる方思うのですが、左手が利き手という方は混乱されるかもしれません。
もう「そういうものなんだな」って丸飲みしていただいても良いので、ぜひついてきてくださいね。
右手・左手の役割
Magicや魔術の実践場面において「手を使う」という場面は意外とあります。
例えば「パワーストーンをどちらの腕につけるか」「ちょっとやばい空気のする部屋にきちゃった!」というような場面ではどちらの手を使えばよいでしょうか。
ここからは多様性の時代と逆行するような、古典からそのまま続く男性性・女性性のお話になるため、単なる「魔術においての話」としてご了承いただける方のみお読みください。
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右手は男性性
右手は男性性を担っています。
「獲得する」「意志を持つ」等です。
攻撃するとか、積極性とかそういうのも右手の役割です。
堅牢なのも、強いのも、使いやすいのも右手。
”生存するために必要な手”ですね。
今の時代はぼんやりとしていてもそこそこ生きていけそうな時代ではありますが、Magicや呪術の儀式が必要だった時代は「生きる」という確固たる”意志”がないと生き残れない時代でもありました。
生きるために必要な手が「右手」です。意志を貫く手が「右手」です。
あ、余談ですが魔術を行うには、確固たる強い強い意志がないといけません。
この強い意志と想いがなければ、どんなに魔術のステップを踏んだとしていも、オイルはただの良い香りのする芳香剤とほとんど変わりないですし、パワーストーンも校庭に転がっている石となんら変わりはありません。
生きるために強い意志を通すのが「右手」
左手は女性性
「受け取る」「保護される」「感じる」等、古典で言われる女性のイメージをそのまま背負っているのが左手。
優しさ、繊細さ、も左手です。
取り込み、内に閉じ込めるのも左手。
短期間の一点突破ではなく、十月十日のような長い期間において何かを保つ能力があるのも左手。
母性に関するものも左手です。
肉体的な生存活動に必要なのが右だとすると、精神的で静的な世界に存在するのに必要なのが左手です。
右手か左手か、どちらを使うか
ここからは「魔術において」以下の場合にどちらの手がその行為に適しているか例を挙げていきましょう。
・パワーストーンは願い事によってどちらの手につけるか
・嫌な雰囲気の場所に来たときに使える手
・何かに取り憑かれている気がしたら
・「痛いの痛いの飛んでけ」はどっちの手?
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