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自分の作品、デザイン進め方

自分の進め方です

陶芸の技法や技術的なところを押さえて、できる範囲で、出来る事をとにかくしてみて、その中でおかしな点や、あれ?と違和感を感じたところを修正して行くやり方になります。

出来る範囲で作り、気付いたところを修正する演繹法的なやり方です、
突拍子のない、画期的なものは生まれませんが、確実に、階段を登るように改善、改良されます。

ざっくりですが、2年前頃からの
カップ模様のデザイン遍歴です。

四角模様、四角のマスキングテープの角が作業中に剥がれやすく、結構難儀してました。
縦ライン模様、四角模様みたいに角が出ないため、作業するにときに、気を使わなくてよいです、またマスキングテープも短冊に切らずに縦にぐるぐる巻きにしています。
化粧土に浸す時に、斜めにしたら模様に動きが出るし、化粧土のない箇所も対比され、良いかと思います。
白化粧を斜めに付けると、カップの場合取っ手と干渉しないので良いと思う、この手のものが理にかなったデザインだと思います。
白いカップなどあると良いと思ったのと、化粧土と釉薬の違いなど、改めて考えたら、化粧土ではなく、釉薬を素焼き前にしても大丈夫じゃないかと、気付いて試してみました。
縁にマスキングテープを貼っていましたが、曲面なんでこれも貼りづらいです。むしろ細かく切ってフチに貼る事にきずいて、フチの下のラインを直線から、凸凹にした。かなり個性的なモノになりました。デザイン的にも化けた感じです。ただ内側が濃い釉薬がキツイ感じ。
最近の作品、フチのマスキングテープを内側に折り返し、釉薬に浸した、内側にも模様が付いて見栄えもするし、作業手間もさほどでもない、一応完成形です。


約2年でかなり様変わりして、良くなった感じです。
デザインは無理に作り出すモノではなく、作り方などと連動し、積み上がっていく感じがします。
自分のこの模様、デザインは、手間を省くこととか、作業効率を優先し、その中でのやりくりから、生まれたデザインと思っています。


↓たくさん作り、なんか気付くかどうかって感じです。

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